冬野菜の代表格、白菜。葉はもちろんのこと、軸もみずみずしくてやわらかく、その淡い甘みは鍋ものはもちろん、生のままサラダで食べてもおいしい! せっかくなら丸ごと1個買って、あれこれと楽しみたいものです。
<白菜の便利な保存法もチェック>「白菜のかんたん漬物」の作り方
「1個丸ごとなんてとても食べきれない」というかたもご安心を! ペロッと食べ切れる料理研究家・松田美智子さんのおかずをシリーズでご紹介します。傷みにくく手間のない保存法も参考にしてください。
ザクザク切って、シャカシャカ振って揉んで30分!すぐにおいしい浅漬け完成
松田さんのとっておき“白菜食べきりおかず”第二弾は食べたい時が作り時の「白菜の漬け物」です。
「自然塩、鷹の爪、昆布、そして米酢。あとは密閉袋があればOKのとっても簡単な白菜の漬け物です。米酢の酸味がアクセント。密閉してからこまめにシャカシャカ振って揉めば、30分ほどでシャキッと歯ごたえの残る浅漬けの完成。時間の経過とともに味わいの変化も楽しんでくださいね」(松田さん)
白菜の切り分け&保存法…葉もの野菜は手で裂くのが〇
白菜の芯に包丁で5~6cmの切り込みを入れて、両手の親指をぐっと切り込みにいれ、そのまま手で裂く。1/4にする場合も同様に。
保存は、キッチンペーパーで包み、きっちりラップして冷蔵庫へ。
「白菜のかんたん漬物」の作り方
白菜 4~5枚
米酢 大さじ1
(または、好みで)ゆず汁 大さじ2
昆布 2cmを2枚
塩 小さじ1
鷹の爪 3cm
大きめの密閉袋 1枚
作り方
白菜は約2cm幅のざく切りにする。
軸→塩→葉→昆布の順に密閉袋に入れ、その間に鷹の爪をちぎって加える。
密閉袋の8分目ほどになったら何度かトスし、最後に米酢を加えて空気を抜きながら袋を密閉する。
揉みながら密閉袋を平らにして寝かせる。
好みで米酢をゆず汁にして作ってもおいしい。
動画・撮影/鍋島徳恭
松田美智子(まつだみちこ)
1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。
神史子
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