「緊急小口資金」という言葉、聞いたことがありますか?
国が所得の低い世帯を対象に10万円を上限に無利子で貸し付ける制度ですが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、休業や失業などで収入が減少して生活に困っている人にも対象が拡大されました。
市区町村の社会福祉協議会で申請を受け付けていて、北海道社会福祉協議会によりますと、道内の申請の件数は、開始から1か月の間におよそ6500件に上っています。
申請が相次いでいる背景を取材しました。
【相談に訪れた女性は】
札幌市南区の社会福祉協議会の窓口を訪れたバルーンアーティストとして活動している長谷川史織さんは、各地のイベントで活動していますが、新型コロナウイルスの影響で予定していたイベントの中止や延期が相次ぎました。
5月と4月の仕事は1件を除いてすべてキャンセルになり、収入がほとんどないため、貯金を切り崩して生活しているということです。
5月の大型連休は例年なら稼ぎ時ですが、ことしはイベントが開かれず、その後も先行きが不透明のなか生活への不安が募り、アーティストの労働環境改善に取り組んでいる演出家の羊屋白玉さんから制度の紹介を受けて一緒に相談に訪れました。
【経済影響は「口頭」でも】
この制度では、▼申請には保証人の必要がなく、経済的な影響については口頭での説明でもいいほか、▼申請から1週間余りで口座に振り込まれます。
また、▼貸し付けの上限が最大で20万円までに引き上げられていて、▼返済の猶予期間は従来の2か月以内から1年以内に、返済の期間も1年以内から2年以内に延長されています。
【手続き“思ったより簡単”】
長谷川さんは、当初、担当者の話しを聞くだけのつもりだったということですが、「窓口に来てみたら対応してくれた人が親切で思ったよりも手続きが簡単だと感じた」と話していました。
アーティストなどのフリーランスを対象にした国の支援制度には最大で100万円を給付する「持続化給付金」がありますが、具体的な手続きはまだ始まっていません。
このため羊屋さんは、緊急小口資金は「お守り代わりになる」として、「今後も申請の手助けを続けたい。制度を知らないアーティストも多いので困っている人は連絡してほしい」と話していました。
【まずはネットでも情報収集を】
緊急小口資金の貸付を審査している北海道社会福祉協議会は、今回の制度を生活に困っている人たちに積極的に利用して欲しいと呼びかけています。
富田彰事務局次長は「申請のしやすさと申し込みから貸付金の送金まで比較的、短時間で対応できるところが特徴になっている。必要な方に支援を届けられるよう、われわれとしても対処していきたい」と話していました。
その上で、迅速に申請するためにも「北海道社会福祉協議会のホームページに情報を掲載しているので、インターネットを使える人はまずは、基本的な内容を把握してほしい」と話していました。
《北海道社会福祉協議会のホームページ》
http://www.dosyakyo.or.jp
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April 27, 2020 at 05:35PM
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緊急小口資金をご存じですか|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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