ゲームソフトの制作や販売を手掛けるマーベラス(東京都品川区)は6月23日、「天穂(てんすい)のサクナヒメ」(以下、サクナヒメ)のアップデートを発表した。主人公が犬と猫を同時に抱っこするモーションなどを追加した。
リリースノートによると更新内容は、簡体中国語と中南米スペイン語への対応、犬と猫の仕様追加、UI改善、ゲーム後半のバランス調整など。Nintendo Switch版とPlayStation 4版は公開済みで、PC版も一両日中に公開する見通しという。
サクナヒメを開発した同人ゲームサークル・えーでるわいすの「なる」さんは、自身のTwitterアカウントで「家に帰ったら犬が走ってきます。それと、犬と猫を同時に抱っこできます。あと猫が座ってる時、時々顔を掻きます」と動画を添えて説明。プレイヤーの間で「癒される」などと話題になっている。
任天堂のインディーゲーム公式アカウント「Indie World」も反応。正面からみた犬と猫の同時抱っこ画像を投稿した。
サクナヒメの振付師(モーション担当)「くろろ」さんは同時抱っこ開発時の“ボツ案”をTwitterで公開した。犬が大きくて配置が難しかったという。さらに「にゃんこなら3匹くらいいけるんだけどなぁ…いけそうだなぁ…(チラッチラッ)」と、さらなるアップデートの可能性も示唆した。
「天穂のサクナヒメ」は2020年11月に発売した和風のアクションRPG。主人公のサクナヒメが米を食べて力を付け、農具などを武器に敵と戦うストーリー。ゲーム中の稲作パートが「本格的すぎる」などと話題になり、販売本数は100万本を超えた。価格はダウンロード版の4980円(税別)から。
マーベラスはダウンロード版を3割引きで販売するキャンペーンを「ニンテンドーeショップ」と「PS Store」で実施している。期間は7月7日まで。
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