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Sunday, October 31, 2021

「樋渡の三匹獅子舞」に7年ぶり新たな踊り手 福島県三春町樋渡地区の伝統芸能 11月3日に奉納 | 福島民報 - 福島民報

7年ぶりの新たな踊り手となった白岩君
7年ぶりの新たな踊り手となった白岩君

 福島県三春町樋渡地区に伝わる伝統芸能「樋渡の三匹獅子舞」に今年、7年ぶりに新たな小学生の踊り手が加わった。中郷小4年の白岩光喜君(9)で、伝統をつないでいこうと、地区の集会所で連日、熱心に練習に励んでいる。11月3日、樋渡熊野神社に奉納する。

 樋渡の三匹獅子舞は、少なくとも200年以上の歴史があるとされる。地元の小学生が踊り手となって継承してきたが、近年は少子化の影響でなり手がなく、中・高校生や成人男性が踊っていた。白岩君は幼いころから三匹獅子舞を見て育ち、4年生になったのを機に参加した。田村咲輝さん(24)、橋本隆博さん(17)と一緒に踊る。

 練習は10月に入ってから始まった。笛と太鼓の音に合わせ、リズミカルに舞う。白岩君は「とても楽しい」と目を輝かせる。まだふらついてしまうことがあるが、「本番では間違えないで踊らなければ」と意気込む。

 三匹獅子舞保存会の田村信也さん(53)は、「樋渡は住民同士のまとまりが良いと言われる。このまとまりの良さを生かし、地域の大事な文化を残していきたい」と話す。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、通常よりも踊りの時間を短縮して奉納する。

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