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Monday, November 15, 2021

星出彰彦さん、帰還2週間前から「楽しい旅が終わる」「食事テーブル離れたくない」 - 読売新聞

 【ワシントン=船越翔】国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在から帰還した星出彰彦さん(52)ら宇宙飛行士4人が15日、オンラインで記者会見を開いた。星出さんは地球とISSの往復で搭乗した米スペースX社の民間宇宙船クルードラゴンについて、「宇宙旅行の商業化への道筋をつけ、間違いなく宇宙への新たな扉を開いた」と語った。

 4月からISSに滞在した星出さんは今月8日に米フロリダ沖に着水し、帰還を果たした。搭乗経験のあるロシアの宇宙船ソユーズによる着陸などと比べ、「着水はとても滑らかだった」と振り返った。機体が回収されるまでの間は「海に揺られて気分が悪くなるかと心配したが、大丈夫だった」と笑顔を見せた。

 約半年間の滞在中、星出さんは日本人2人目となるISS船長を務めたほか、通算4回目の船外活動にも挑んだ。帰還の2週間前からは「楽しい旅が終わる」と感じたといい、「(ほかの飛行士たちと)囲んだ食事のテーブルから離れたくなかった」と振り返った。

 星出さんの次にISSに滞在する日本人飛行士は若田光一さん(58)で、来年秋頃にクルードラゴンに搭乗して出発する予定だ。

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