こんにちは。室蘭放送局の森柚葉です。１０月３１日に衆議院選挙が行われました。それに合わせて、胆振の豊浦町ではもう一つの熱い闘いが繰り広げられました。その名も「海産総選挙」！町の豊かな海の幸をPRしようと、前回の衆議院選挙があった４年前に続いて２回目の開催です。観光協会のかたからご連絡があったとき「何だそれは！？」と驚きと笑いがこみ上げました。これも立派な選挙、普段よりかっちりとしたジャケット姿で取材に臨みました。
今回は町でとれる９種類８組の海産物が立候補。観光協会と町内のデザイン会社が協力してユニークなポスターや鮮魚（選挙）広報を作り、盛り上げました。各候補、自身のおいしさと秀逸なキャッチコピーで票の獲得を狙います。果たして結果は・・・。
やはり強かった！トップ当選は前回に続きホタテです。本当の選挙さながら当選を表す花が貼られました。総投票数2万５１７５票、ホタテは2位の毛ガニに３０００票近い差を付け圧勝しました。
観光協会の田中博子さんは「豊浦町の特産というのもありますが、お刺身でも煮ても焼いても蒸してもおいしいホタテがみんな好きなんですね。」と調理法の豊富さなども勝因の一つではないかと分析していました。また、豊浦のホタテは冬が旬なのでぜひ食べてほしいとおっしゃっていました。
ちなみに私はサケに投票しました。後輩の内部明日香キャスターもサケを支持しています。身がおいしいのはもちろん、イクラも大好きなので。また、「私はブリ！」「カキに投票したよ！」と室蘭局にいた先輩たちからもメッセージがあり、会話のきっかけにもなりました！ 第２回豊浦町「海産総選挙」、町を盛り上げようという熱意が伝わってきました。それと同時にとても楽しいと感じた取材でした。豊浦町の皆さんありがとうございました。
（2021年11月8日）
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