富士特別支援学校富士宮分校卒業生らでつくるアートクラブ「Atelier QUOKKA(アトリエ クオッカ)」がこのほど富士宮市中心部の西町商店街を拠点に、本格的な活動を始めた。商店街空き店舗などを活用し、美術制作を通じて地域を盛り上げる。
富士宮高校会議所の空き店舗活用西町商店街にぎわい創出プロジェクトの一環。アートクラブは2021年4月に結成し、現在約20人の卒業生らが参加する。同高校会議所の拠点・西町レトロ館や空き店舗2軒を活動拠点に毎月定期的に創作に励む。制作風景を見てもらったり、展示会を企画したりして地域とつながりを深める。同高校会議所とのコラボ活動を模索していく。
このほど商店街で開かれたスターティングセレモニーは高校会議所のメンバーが司会進行役を務めた。アートクラブメンバーはそれぞれの力作を紹介し、「卒業生と会いながら絵を描けるので、とても楽しい」などと地元住民に思いを語った。
アートクラブスタッフの松本進さん(同富士宮分校美術担当教諭)は「商店街に特別支援学校の子が集まって絵を描くのは全国的にも珍しいのではないか。西町の活力になれれば」と語った。
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