抱え込まずに言ってみたら、何かが変わるかも
お便りありがとうございます!
まず大きい声で言いたい!
「選手のために毎日早起きして、自分のことを犠牲にして頑張ってくれて、ありがとうございます!」
すごいですね、まだ大学生なのに、人のために動いてくれて本当にエライ。
これは人生の「善いこと貯金」だと思ってね。
いつか必ずあなたに返って来ます。
人のためってもちろん自分のためにもなります。
選手たちが良い成績を残したとき、つらいとき、毎日のちょっとしたことでも"自分が支えたから"と声に出して、自分をたまには褒めてあげてくださいね。
でないと、お便りに書いていたように限界が来てしまいますよね。
女性だから意見を言ってはいけない、目立たないように…という点では、どんなスポーツなのか知りたかったけど、日本って本当に「男」「女」で差別しようとしますね。
ここ数年、やっといくつかのタブーへの認知が広まって、差別が薄れつつあると思いますが、たぶん表面的なことだと思います。
「女性だから口出ししてはいけない」というのは、きっと今まで何かを発言したことがあるってことですよね?
それで「女のあなたに何が分かる?」みたいなことを言われたのかな?
それとも、文章を見ると「そう思って、気を使ってあげている」という風にも見えますが。どっちでしょうか?
自分の意見、どんどん言ったほうがいいです。
だって、表側から見ているからこそ分かることがあります。
会社・組織・部活のグループの中にいると、まひします。
これはわたしが度々目の当たりにすること。
「いやいや、それをやってるとうまくいかないよ」とわたしは言います。
そこから良い方に変わったことも多々あります。
でも、わたしの発言に全く耳を貸さないで、永遠に同じところで何の進展もないところもあります。
女だからかは分からないけど、正論を言われると悔しがって、ムキになって変えようとしない。
しかも、変える勇気もない。
人間が一番見苦しいときです…。
長いたとえ話になってしまいましたが、もし言ってみたことがないなら、「ここぞ」と自信のあるときに言ってみたらどうですか?
何かが変わるかも。
もしや部員たちやそのリーダーが頑固で聞く耳がないのなら、「今わたしはここにいる必要ありますか?」って思いますよね。
そういうわたしも、何度スルーされても、ずるずるといますけど(笑)
もしあなたがアイデアを出したいなら、みんなでミーティングしてもいい。
それか、一人の人にアイデアを伝えてみるとかはどうかな?
まさかその人があなたのアイデアを自分のアイデアのようにみんなに言うなんて、おとぎ話に出てくるイジメっ子みたいなことってありますかね…。
こびない女性たちの生き様を見てストレス発散
お便りの2行目にして、パワフルになりたいと書いてあったので、今回はガールパワーあふれる一本を。
わたしがこの作品を見終わったとき、映画館のドアをまるでランウェイのエントランスのように開けてしまった(笑)
「ジャーン!どいてどいてぇ〜わたしが通るよ〜」くらい強くなりました(笑)
その作品は『ハスラーズ』!
主演はコンスタンス・ウーと歌姫ジェニファー・ロペス。
ショーパブで踊る2人は、男性たちにイヤラしい目で見られたりします。
うん、それはある意味お仕事なので、自分たちから挑発しますが、羽振りの良かった男たちがリーマン・ショックを機に金遣いがソフトになって、それでも海外からアメリカで働きたい女性たちが来て、安く身体を売ると、男たちはそれに慣れてしまう。
「ほかの子たちは何でもやってくれるのに、オマエらは…?」とバカにされたのが悔しくて、何人かで小さなグループを作って、お金もうけをしようと決める。
飲み物に計算し尽くされたクスリを入れて、眠ったところでクレジットカードを切らせて、一もうけしようと盛り上がる女性たち。
このやり方がうまくいくんですよ、最初は!
はい、これはどう考えても良くないこと。
それを推薦してるのではないんです。
男たちを手玉に取って、ボロもうけするグループの女性たちはどんどん輝いて、生活スタイルもラグジュアリーになり、表情も歩き方も変わる。
わたしはオシャレが面倒くさ〜いと思ったとき、この作品を見るとサッサとメイクして髪を巻きます。
やっぱりオシャレは楽しいと思えてしまいます。
ホントです。
どんな仕事でも、どこの国にいても、女性だから100パーセント発揮できない悔しさってあるかもね。
わたしはないけど(笑)
女だからという理由で何かを言われたら、1億倍返しにします。
それでもこの作品を見てストレス発散になります。
それだけ女性がみんなパワフル!
それを求めてましたよね?
自分を見失ってしまうのは、この作品の女性たちも同じです。
でもエンディングは温かい。
あなたの周りには、たまに愚痴れるお友達、いますか?
抱え込むのはよくない。
自分をどう大切にしたらいいのかが分からなくなったと書いてありましたが、わたしもぉーーーーーー!
マッサージに行きたくても、行けるのは3カ月後。もう体が凝りすぎてゆがんでます。
それでもわたしはこの映画コメンテーターというエンドレスなお仕事が好き。
劇中のファッションはかなり派手ですけど、キラキラしていてカッコいい。
現在オーバーフィフティのジェニファー・ロペス、ポールダンスもカッコ良すぎる!
キラキラ感もあって、目の保養になります。
音楽も良いので、見終わったら踊りながらお手洗いに向かうのも少しだけバカバカしくて、自分の姿に笑ってしまうかも。
でもそれでいいと、わたしは思います❤
からの記事と詳細 ( 【ハスラーズ】自分を見失ってしまう時もあるけれど「女だから」に負けない:朝日新聞GLOBE+ - GLOBE+ )
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