◇22日 巨人5-4DeNA(東京ドーム)
重苦しい雰囲気を吹き飛ばす強烈な弾道が、バックスクリーンに飛び込んだ。4―4の同点で迎えた7回だ。巨人は先頭のウォーカーが伊勢の甘く入ってきたスライダーを強振。2試合連続となる15号ソロで接戦にケリをつけた。「何とかチームに貢献できるよう考えて打席に入りました。それがいい結果になって本当にうれしい」
日々の努力を実らせた。外国人選手では両リーグ最多の15号。スタメンを不動の座とした今も東京ドームの試合では早出練習を続ける。
「追い込まれてから対応するためのスイングをしてから、どんどん仕上げていく。そこから本番の練習、自分のスイングをと取り組んでいる」と意図を説明。「グラウンドに出て、自分の練習してスイングを改善させていくことがとても楽しい」と打撃向上に余念がない。前日の本塁打もこの日の二塁打も追い込まれてからだった。
原監督も「バッティングにおいても守備においてもね。決して守備は上手とは言えないけど、本当に毎日、毎日練習をよく亀井コーチとやっていてね。自分に厳しくできるのは彼の特長だと思いますね」と称賛。チームは東京ドームでは6月4日以来の勝利で、シーズンを折り返した。
「毎試合チームの勝利のために一生懸命やっています。明日も勝ちます」。自慢のドレッドヘアをなびかせた背番号44が原巨人をけん引していく。
関連キーワード
からの記事と詳細 ( 『ミスター早出』猛練習の巨人ウォーカー 助っ人両リーグ最多15号「スイング改善とても楽しい」 - 中日新聞 )
https://ift.tt/kHbpeJt
No comments:
Post a Comment