Pages

Friday, June 10, 2022

リチャードとして生きる…「薔薇王の葬列」開幕に若月佑美と有馬爽人が意気込み(舞台写真 / コメントあり) - ステージナタリー

舞台「薔薇王の葬列」が本日6月10日に開幕。それに先がけて同日、ゲネプロと取材会が行われた。

舞台「薔薇王の葬列」取材会より。

舞台「薔薇王の葬列」取材会より。

大きなサイズで見る(全12件)

舞台「薔薇王の葬列」より。

舞台「薔薇王の葬列」より。[拡大]

舞台「薔薇王の葬列」より。

舞台「薔薇王の葬列」より。[拡大]

舞台「薔薇王の葬列」は、菅野文のマンガをもとにした同名のテレビアニメ作品を、内田裕基松崎史也の脚本、松崎の演出で舞台化するもの。劇中では薔薇戦争時代に、2つの性を持って生まれたヨーク家の三男・リチャードの運命が描かれ、リチャード役を若月佑美有馬爽人がWキャストで演じる。

舞台「薔薇王の葬列」より。

舞台「薔薇王の葬列」より。[拡大]

舞台「薔薇王の葬列」より。

舞台「薔薇王の葬列」より。[拡大]

開幕に際し、若月は「舞台『薔薇王の葬列』のカンパニー一同、熱を込めて一生懸命作り上げた作品です。お稽古が始まったときは男らしさ・女らしさを意識していましたが、男女としてではなく、リチャードという1人の人間として生きることで、心を開いて役を演じることができたので、共演のキャストの方がリチャードが生きているように見てくれるようになったと思います。客観的にこの作品を観たとき、本当に皆さんにオススメしたい、素晴らしい作品だと思いました。きっと何か感じていただけると思います。劇場でお待ちしています」とコメント。

舞台「薔薇王の葬列」より。

舞台「薔薇王の葬列」より。[拡大]

舞台「薔薇王の葬列」より。

舞台「薔薇王の葬列」より。[拡大]

有馬は「今ここに立てていることは、ファンの皆様とカンパニーの皆様のおかげだと思っています。男女の違いで悩んでいたときもありましたが、リチャードとして生きることでとても自由に、楽しく演じられるようになりました。今回殺陣が初めてでしたが、リチャードが持っている『戦争に行きたい』という熱い想いを持つことで、前向きに練習できたので、今自信を持って舞台に立てています。この作品は内容・音楽・風、全てを肌で感じていただける濃い作品です。ぜひ劇場で生で感じていただき、思い出として残るような作品にしたいと思います」と意気込みを述べる。

舞台「薔薇王の葬列」より。

舞台「薔薇王の葬列」より。[拡大]

ヘンリー役の和田琢磨は「日本の文化でもある漫画とアニメ、そして演劇の王道シェイクスピアの融合というとても楽しい作品となっています。お稽古を通して、同じ役でも真逆な性格の2人と演技することでとても良い刺激にもなりましたし、楽しかったです。この作品をたくさんの方に観ていただけるよう頑張りたいと思います」と意気込みを述べ、ヨーク公爵リチャード役の谷口賢志は「僕は幽霊は信じていませんが、魂は信じています。この作品では、全キャスト・スタッフが全力で魂を込めて生きています。男女らしさは時代によって捉えられ方が違うので、男女2つの性を持つリチャードはとても挑戦的な設定で、今の時代の男女を表す1つの答えが描かれていると思います。お客様の人生を彩りたいと思います」と語った。

さらに演出の松崎史也は「23人のキャスト、スタッフがこの作品を愛し、支えあっている作品になったと思います。男女でのWキャストは面白いと思って始めました。2人ともお互いに見て話し合ったり、喚起した部分を取り込む、ということを自然にしてくれて、とても風通し良いお稽古場だったので、魅力溢れるWキャストになっていると思います。ぜひ劇場にお越しください」と自信を見せた。

公演は6月19日まで東京・日本青年館ホールで行われる。またこのたび、本作のBlu-rayが11月25日に発売されることが決定した。

この記事の画像・動画(全12件)

(c)菅野文(秋田書店)/舞台「薔薇王の葬列」製作委員会

読者の反応

関連記事

松崎史也のほかの記事

関連商品

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( リチャードとして生きる…「薔薇王の葬列」開幕に若月佑美と有馬爽人が意気込み(舞台写真 / コメントあり) - ステージナタリー )
https://ift.tt/okjTblh

No comments:

Post a Comment