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Saturday, February 29, 2020

スピン連発は“限界を探っていたから”。フェルスタッペン、新車の仕上がりに満足げ - Motorsport.com 日本版

 F1の2020年シーズン開幕に向けた6日間のプレシーズンテストが終了。レッドブルのマックス・フェルスタッペンはテスト最終日にパフォーマンスランを実施し、メルセデスのバルテリ・ボッタスに次ぐ2番手タイムを記録した。

 しかし、フェルスタッペンとチームメイトのアレクサンダー・アルボンは、このテストで何度もスピンを喫している。そうした状況はマシンのハンドリングが難しいモノなのではないか、という推測をさせる。

 しかしフェルスタッペンはそうした考えを否定。メディアに話題を提供したかったとジョークを飛ばした。

「今日ここに来るのは分かっていたから、『何か話をする必要があるよね。じゃあちょっとスピンしてみようか』って話していたんだ」と、彼は言う。

「スピンは単なる結果だ。僕はマシンの限界を試したかったんだ。それにとても上手くいったとも思っている。何回かスピンしたことで、限界がどこにあるか分かったよ」

 また、ファンや外部の人間がRB16の動きについて心配していることは正しいかとフェルスタッペンに訊くと、彼はこう答えている。

「彼らはマシンを走らせているわけではない。だからそれが実際にどうかは分からないんだ」

「僕はそれについて全く心配していない。でもそれは僕らがプッシュし続けること、そして改善し続けることをしなくていいという意味じゃない」

「良い準備ができた。僕らとしてはとても良い形だと思うし、(開幕戦の)メルボルンで十分に競争力があることを願っている」

「僕らは基本的に、試してみたかった事すべてを試すことができた。だから僕はとても満足しているんだ」

 チームメイトのアルボンも、こうしたフェルスタッペンのスピンに関するコメントに同意している。彼は他チームも同様に新車の限界点を見つけようとしてトラックから外れるシーンが有ったと指摘した。

「このマシンで何ができるのかを確かめようと、ただプッシュしていたと思っている」と、アルボンは話す。

「風の状況は常に変わるものだし、僕とマックスだけでなく他のチームも多くのスピンがあったと思う」

 開幕戦オーストラリアGPまでは約2週間。フェルスタッペンはプレシーズンテストで新マシンは良く機能していたと総評した。

「こうして連続で多く周回した後、マシンをああやって走らせるのはとても楽しいものだった」

「全てがとても上手く機能しているように見えた。一番柔らかいタイヤでは走っていないけど、マシンのバランスは良いように思えるね」

 

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