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Thursday, March 5, 2020

比嘉愛未、“どっちつかず”の30代だからこそ…心がけているのは「柔軟性」 - クランクイン!

 現在放送中のドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』で、桐谷健太演じる刑事・仲井戸豪太の妹で、東出昌大扮するエリート検事・真島修平の部下、立会事務官・仲井戸みなみを演じている女優・比嘉愛未。劇中では、関西弁でツッコミを入れたり、ものまねをしたりと、はじけたキャラクターを演じ、新たな一面を見せている。現在33歳、2005年に女優デビューしてから着実にキャリアを積んできた比嘉だが、本作は女優業の楽しさを再認識させてくれる作品だという――。

【写真】透き通るような美しさ…比嘉愛未『ケイジとケンジ』インタビューショット

■ 「勝手に体が動いてしまう」脚本への信頼感


 放送開始以来、回を重ねることに、比嘉演じるみなみのキャラクターは立体的になっているように感じられる。比嘉も、家族や友達から「面白い役をもらえてよかったね」などと好評だという。みなみというキャラクターが魅力的に映っているからこそ出てくる感想。かなりの手応えを感じているようだ。

 そこには福田靖による脚本の魅力も大きいという。比嘉は過去にも『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)シリーズなどで、福田脚本を経験している。「毎回素晴らしいなと感じていたのですが、本作は読んでいるだけで、勝手に体が動いてしまうというか、どんどん想像力が湧いてきて『こうしてみたい』と自然に思えるんです」と明かす。さらに、桐谷や東出らと現場でセッションすることで、イメージが膨らんでいくという。

 比嘉自身、出来上がった作品を観て「決して狙っているわけではないのですが、現場での雰囲気がいいので、ものまねなどいろいろとチャレンジしていますが、やりすぎていないかなと思うこともあります」と照れ笑い。そんな比嘉のチャレンジを桐谷らも「どんどん来い!」と頼もしく受け止めてくれているという。「自分がここまでかなと思っていた枠を壊してもらえるというか、こんなこともできるんだ、と新たな自分を発見できるので、とても楽しいんです」と目を輝かせる。

■ デビュー15年で役柄にも変化 新たなチャレンジに意欲


 2005年に映画『ニライカナイからの手紙』でデビュー以来、女優として15年近くの歳月が流れた。その間にはNHK連続テレビ小説でのヒロインをはじめ、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)シリーズなど、映画やドラマの出演が途切れることなく続いている。そんななか、本作でのコミカルな役をはじめ、昨年はドラマ『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)で母親役を務めるなど、役柄にも変化が見られる。

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