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Monday, March 16, 2020

【ゲームライターの日常】ゲームライターはゲームのためなら顔出し出演もいとわない - IGN JAPAN

ゲームライターは家でゲームを遊び、ゲームのことばかり書いている……と思われるかもしれませんが、人前に出ることもあります。僕の場合、IGN JAPANの動画にいろいろ出演させてもらったり、第1回で書いたようにEXILEの方と共演する仕事などもありました。割合としては少ないですが、こういう仕事もできるのは嬉しいですね。

インターネットが当たり前になってゲームメディアも変化し、それに伴いゲームライターの仕事も変化しているのでしょう。文章は整理された情報で、動画は情報量が多くて見やすい情報です。どちらも重要ですし、可能であれば両方で発信すべきですよね。

※これまでの連載はこちらから!

たとえばクラベさんのような人物は出演向きのゲームライター

IGN JAPAN編集部に所属するゲームライターのクラベ・エスラさん。格闘家でもあります。

以前、「ゲームライターはただのゲーム好きでなく、そこにプラスαの能力があったほうがいいのでは」と書きましたが、出演をよくこなす人はまさしくそういう人物でしょう。たとえば、IGN JAPANのクラベ・エスラさんはすごい人です。

僕が彼とはじめて出会ったのは、Nintendo Switchの発表会兼試遊会でした。大方の取材を終えたあと、僕はクラベさんと一緒に『マリオカート8 デラックス』や『いっしょにチョキッと スニッパーズ』を遊ぶことになったのです。

しかしまあ、緊張しますよね。僕はこれがIGN JAPANでの初仕事。そして一緒にゲームを遊ぶ相手は外国の方です。日本語は通じるだろうけどどのレベルなんだろう? そもそも初対面の人と一緒にゲームを遊ぶとなると気を使って作品のことがよくわからないのでは? と考え込んでしまいます。

クラベさんと一緒に遊んだ『いっしょにチョキッと スニッパーズ』。大笑いして楽しみました。

クラベさんのことをご存知の方なら、それが杞憂であることはわかりますよね。彼の日本語は喋りも文章も素晴らしいし、愛想のいい人で好感を持たれやすいわけです。TV番組に出た際も喋りが上手でよく目立っていました。遊んだゲームのよさもあり、試遊はとても楽しい体験となったのです。

IGN JAPANの動画「しゃべりすぎGAMER」を見ると、クラベさんのことがよりよくわかるかもしれません。彼のような人に好かれる能力を持っている人は出演の仕事でより有利でしょう。

ゲームライターは黒子のように出演するのかも

IGN JAPANのRTN(リアルタイムニュース)にもときどき出演させてもらっています。左は筆者、右はフリーライターの伊藤ガブリエルさん。

ただ、僕は出演の仕事をする前は「こういうのは有名人とかYouTuberがやることであって、ゲームライターは関係ないのでは?」と思っていました。有名な方が出演するほうが訴求力もあるでしょうし、動画の閲覧数なども増えやすいはず。何より、有名人でゲームが好きな人もたくさんいますし。

とはいえ、ゲームライターが出演する意味もあると気づきました。有名な人はやはりその人自体が見られるケースが多い、つまり人のほうに注目が集まるわけです。この場合、有名人の知名度をうまく活用してゲームをPRする際などはぴったりでしょうが、純粋にゲームの話をする場合はどうでしょうか。視聴者の注目がズレてしまうかもしれません。

有名人を見たい人にマニアックな話を聞かせても仕方ないですし、より深くゲームの話をしたい人に有名人を見せてもミスマッチになるわけです。ならば、ゲームを主とした場合にはゲームライターに分があるのではないでしょうか。

よって番組に出演するにしても、ゲームライターの扱いは黒子みたいな感じでしょうか(もちろん主役はゲームです)。もともとゲームライターはゲームのために仕事をしている人たちなわけで、それが執筆から出演に変わっただけとなればなんらおかしくないですよね。

何より出演者とゲームの話をすることが楽しい

2018年の「しゃべりすぎNIGHT」というイベントにも参加させていただきました。

とはいえ、出演の仕事をどう捉えるかは人によってさまざまでしょう。有名人だけどゲームにとても詳しい人もいるでしょうし、ゲームライターだけど有名人のように活躍する人もおそらく思い当たるはず。いずれにせよ、出演もまたゲームライターの仕事のひとつであることは間違いないでしょう。

僕は当初、インタビューの録音などで自分の声を聞くのも嫌だったのですが、慣れてくると出演も楽しいものだと思えます。IGN JAPANの動画に出るときは収録外でどんなゲームを遊んでいるのか話すのが楽しいですし、EXILEのNESMITHさんとは『バイオハザード7 レジデント イービル』の話で盛り上がったり、PS VRを持っているというので『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』を推したり。ゲームが好きな人と会えるという意味でも出演の仕事は楽しいです。

何より、記事を書いているだけだとあまり目立たない黒子でしかないですが、出演するとその黒子のほうにも少しは注目が集まります。僕は有名人にはあまりなりたくないですが、黒子として有名になれるのであれば嬉しいです。


渡邉卓也(@SSSSSDM)はフリーランスのゲームライター。出演の仕事をこなすうち、ゲームのためなら、と考えればいろいろなことができると気づいた。

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March 16, 2020 at 12:27PM
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