「防災拭い(ぼうさいぬぐい)」というかわいいデザインの手ぬぐいを見つけました。その名の通り、防災情報がシンプルなイラストと簡潔な文章でまとめられています。内容はいたって基本的なものですが、これはきっと「いざ」というときパニックになった頭でも安心なはず。マスクや止血など、防災に役立つ使い方つきでご紹介します。
かわいいのに実用的な「防災拭い」
筆者は、ハンカチよりも手ぬぐい派。手ぬぐいはさまざまな絵柄があり、選ぶのも使うのも楽しいものです。この「防災拭い」も絵柄が好みで衝動買いしたものですが、実用性も申し分なし。
まず、情報がコンパクトにまとまっているところがよい。災害大国・日本では、いつどこで被災するか予想もできません。筆者は、自分の身を守り、家族を守るたの情報収集を怠らないようにしていますが、いざというときに適切な行動が取れるかどうか、自信がありません。その点、長い文章はなく、イラストを見るだけで直感的にわかるようになっているのはいいですね。本や冊子よりも、いつもの手ぬぐいのほうが必要な情報にすぐアクセスできるからです。
イラストや文字はシルクスクリーンプリントなので、ハードに洗っても落ちにくく、色柄物用漂白剤の使用もOK。名前や血液型、連絡してほしいところ、アレルギーの有無などパーソナル情報を記入する欄があるので、面倒がらずにしっかり書いておきましょう。これがいつか、あなたの命を守ってくれるかもしれません。
サイズは、通常の手ぬぐい(タテ36cm、ヨコ90cm)よりヨコが10cm長く、かなりの大判です。それなのに生地は軽めでしなやかです。
「防災拭い(ぼうさいぬぐい)」には、筆者が買った「地震編」「津波編」のほかに「防災グッズ編」や「台風編」や女性の防災に特化した「防災拭い レディのココロエ」などもありますよ。
暮らしを便利にしてくれる1枚の手ぬぐい
手ぬぐいの機能性について説明します。
昔ながらの綿100%なら、吸水力は圧倒的です。両端が縫われていないところにも秘密あり。切りっぱなしになっていることにより、縫い目に水がたまらず早く乾き、汚れがたまらないという利点があるのです。
縫い目がないので、両端から横方向に力をかければ簡単に裂くこともできます。細いロープ状にすれば、ものを縛るのに便利。昔は出先で下駄の鼻緒が切れてしまったときの修理などに重宝したそうですが、荷物をまとめるビニールひもや浴衣の腰ひもの代わりなど、現代の暮らしでも活躍の機会は少なくなさそうです。
防災グッズとして使い倒そう
手ぬぐいは防災グッズとしても超優秀。まず、両端から裂いて適切な幅にすることで、包帯代わりに使うことができます。ぎゅっと結べばケガの止血にも。手ぬぐいを2枚使えば腕を吊ることができるので、骨折やねんざの応急処置にも使えます。結び方はいろいろありますが、手ぬぐいの短辺同士を合わせ、2か所の角を結ぶ方法が簡単です。
それから、新型コロナウイルス感染拡大の影響で品薄になったマスク。手ぬぐいはマスクにだってなれます。顔の大きさに合わせてたたみ、両端にゴムを挟み込めば簡易的なマスクに変身。
布地を切る、縫うなどの工程なしなので、裁縫が苦手でも大丈夫。もっとも、たたんだりせず、鼻と口を覆って後ろで結ぶだけでマスクの代わりになりますが、折りたたんで生地を何重にもするほうが、マスクとしての性能はアップします。
それから、東日本大震災のときもそうでしたが、紙おむつの買い占めも心配。布おむつに替える家庭が増え、さらしやガーゼまで品薄になった地域もあるそうです。いざとなったら、使い古した手ぬぐいを何枚も重ねれば布おむつの代わりにだってなります。
手ぬぐいと知恵を使って、楽しく賢く日常をサバイバルしましょう!
◆ぼうさいぬぐい.com
https://bousainugui.com/
取材・文/木村悦子
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April 19, 2020 at 08:11AM
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これは便利!簡易マスクや止血などいろいろ使える超実用的な手ぬぐい「防災拭い」 - @DIME
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