大ヒットを記録したディズニー映画『魔法にかけられて』(2007)の続編『Disenchanted(原題)』の企画が進行中だ。前作の公開直後からファンに熱望されていた本企画について、前作でエドワード王子を演じたジェームズ・マースデンが心境を明かしている。
『ソニック・ザ・ムービー』や「ウエストワールド」シーズン3など、話題作に出演を重ねているマースデンは、米Colliderとのインタビューに登場。「脚本はすでに読みましたか?続編について実際に話は進んでいますか?」と尋ねられた。
「脚本は読んでいません。 取り組んでいると聞いてはいますけど。 楽曲(制作)も取り組み始めていることは聞いてます。 関係者何人かからのテキストも受け取りましたよ。 それくらいですかね。 幸運を祈っていますよ。」
米Cinemablendによると、前作の発表から3年後の2010年には続編企画が噂されており、2017年にも撮影開始が見込まれていたという。しかし、その間にディズニーの体制変更や社内における企画の優先順位など、様々な問題が重なった結果、現在まで先延ばしにされていた。仮に前作のキャストが復帰となれば13年越しの再演となるわけだが、マースデンは、これまでの企画の滞りについて複雑な心境を抱いているようだ。
「第1作目をやってから何年も経った場所に今はいます。 年を経るごとに私たちは続編について話し合い、その度に私は期待を寄せていますが、一向に実現しません。メンバーが再び集結することはとても楽しいことだと思うので、計画が再び活気づくのをみることは嬉しいことです。 けれど、私はそれを待ってはいないんです、本当に。 現実に起きている他のことに向けて前に進まなければなりません。(続編企画は)実際に起こっているように見えます。 実現しないように見えるとは言いたくないのですが、私は以前にそれでやけどしたことがあります。“一度だけ私を騙したなら君の恥、二度も私を騙したのなら私の恥”ってやつですよ。」
現在は脚本の執筆段階にあるようだが、具体的な情報は出されていない。前作から10年後の主人公ジゼル姫の物語が描かれることになるといい、エイミー・アダムスら出演者の復帰報道が待たれるところだ。なお、続編の監督を務める『ヘアスプレー』(2007)「glee/グリー」(2009-2015)などで知られるアダム・シャンクマンは、2020年3月上旬に脚本の写真を自身のInstagramに投稿しており、製作が進行していることを示唆した。さらに、ディズニー映画音楽の“レジェンド”アラン・メンケンが前作から続投し、すでに楽曲制作も進行しているという。
Source: Collider,Cinemablend
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April 15, 2020 at 05:45AM
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