新型コロナウイルスの影響で、花火大会や祭りなどが中止されるなか、２９日夜、神戸市の公園では、親子連れなどが花火を楽しむ催しが開かれ、夏の思い出を作りました。
この催しは、２５年前の阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼しているＮＰＯ法人が企画し、２９日夜、神戸市中央区の公園、「東遊園地」には親子連れなどが集まりました。
会場では、手持ち花火およそ５０００本が用意され、集まった人たちは阪神・淡路大震災からの復興を願って、ともされてきた「希望の灯り」の火をキャンドルなどに移しました。
そして、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、密集しないように互いに距離を取ったうえで、花火に火をつけ、「きれい」とか「楽しい」などと大きな歓声を上げながら楽しんでいました。
２人の娘と訪れた近くに住む４０代の母親は、「ことしは夏休みにどこにも出かけられなかったので、この花火が思い出になります」と話していました。
母親と訪れた５歳の男の子は、「ことし初めての花火でとても楽しいです」と話していました。
企画したＮＰＯ法人の藤本真一 代表理事は、「想像以上にたくさんの人が集まり、すごいなと思っています。この場所について知ってもらい震災に関心を持つきっかけにもなってほしい」と話していました。
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August 31, 2020 at 07:30AM
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夏の思い出に手持ち花火 楽しむ｜NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp
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