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ごはんラボ 中華おこわ
今週からの4回は「調理家電」がテーマです。多機能で便利ですが、使いこなせないという悩みもよく聞きます。基本的な仕組みを知り、レパートリー増につなげましょう。
初回は炊飯器で作る中華おこわ。といっても、もち米は使わず、うるち米に切り餅をのせて炊きます。もち米はいったん買うと余ってしまう場合もあると思いますが、切り餅を使えばもち米がなくても手軽にできます。煮溶けた餅がご飯と混ざれば――、その食感はまさにもち米。ただし、特に圧力炊きの炊飯器は餅を加えた炊飯が禁止の商品もあるので、必ず説明書を確かめてください。
米を上手に炊くには、十分水につけるのが大切と言われますが、最近の炊飯器は温度を制御し、白米なら事前の浸水なしでもおいしく炊けます。調理科学監修の佐藤秀美・日本獣医生命科学大学客員教授は「50~60℃を長く保つと、炊飯中にも浸水が進むほか、酵素の働きで糖も増えます」。(小林未来)
中華おこわ
材料(4人前) 料理監修:吉田勝彦さん(中国家庭料理「ジーテン」)
□ 米 2合
□ 切り餅 2枚(1枚50g)
□ ウィンナーソーセージ 3本
□ 干しエビ 10g
□ 生シイタケ(小) 2枚
□ 調味料(しょうゆ大さじ2、酒大さじ1、白コショウ少々、サラダ油大さじ2)
【作り方】
①米を洗い、300mlの水に10分ほどつけておく。事前の浸水が不要な炊飯器でも、塩分があると米の吸水率が低くなるため、味つけご飯の場合はあらかじめ吸水させておく。
拡大する浸水させるときの水は、後から加える調味料の水分を考えて、炊飯器の2合の目盛りより少なめの量で
②水大さじ2に干しエビを浸す。…
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