十勝毎日新聞をご覧の皆さま、クッキングエンターテイナーの大西哲也です。今年もよろしくお願い致します。
さて、皆さん。昆布とかつお節から「だし」って取ったことありますか? 今は顆粒(かりゅう)だしや液体だしがとても優秀なので、取ったことのない方も多いのでは。
できなくてもおいしい料理は作れるので、何てことはありません。でも、そのおいしさが何でできているのかを知ると、料理がもっと楽しくなるし、市販の簡易だしとはレベチ(@中田翔)なおいしさに仕上がります。実はとても簡単なので、遊び感覚でぜひ挑戦してみてください。
まず、お鍋に水1リットルと昆布10センチ程度を入れて火にかけます。鍋底に気泡が出てきて、沸騰する前に昆布を取り出します。昆布のうま味成分「グルタミン酸」は60度前後で最もよく抽出され、それ以上の温度になると雑味が出てくるのです。
そのまま火にかけ、泡が大きくなって沸騰する直前に火を止め、かつお節20グラムを入れて2分間待ちます。かつお節のうま味成分「イノシン酸」は85度前後が一番引き出せます。かつお節が全部沈んだら、優しくだしをこして完成です。かつお節を絞ったら雑味が出るので、注意してください。
簡単でしょう。おみそ汁にするのなら、10%くらいの重量のみそを入れればOK。冷蔵庫で3日くらいは保存できます。だし殻は刻んで、砂糖・しょうゆ・みりんで味付けして、ふりかけにしてもよいですし、かつお節を追加して二番だしも取ることができます。
動画では細かく解説しておりますので、併せてご覧ください。そして僕の料理本「COCOCORO大西哲也のドヤ飯」(大和書房)も絶賛発売中です。それでは、したっけ!
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