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Thursday, March 11, 2021

犬飼貴丈・ゆうたろう・伊藤あさひ・塩野瑛久・小南光司、『絶対BL』撮了「駆け抜けた」|オリコン|北國新聞 - 北國新聞

 犬飼貴丈主演で人気BL漫画を実写化する、CS「テレ朝チャンネル1」のオリジナルドラマ『絶対BLになる世界 vs 絶対BLになりたくない男』(27日放送 後9:00)の撮影がこのほど無事終了。主人公・モブ役の犬飼をはじめ、メインキャスト5人がクランクアップを迎えた心境を語った。なお、本作は、スカパーオンデマンドでの同時配信&2週間の見逃し配信が決定。チャンネル契約者はスマホ・ タブレット・ PCなどで番組を視聴することができる。

【写真】東條(塩野瑛久)と綾人(ゆうたろう)のシーンも解禁

 ある日、自分が「BL漫画」の世界の中にいるということに気づいてしまった主人公の男、通称 ・ モブが、迫りくるイケメンたちと、立ち上がりまくる“BL恋愛フラグ”に必死に抵抗しながら過ごす日々を描く。

 2月の下旬にクランクインし、右を見ても左を見てもイケメン男子ばかり21人で駆け抜けてきた約2週間。まだまだ寒さが残る中での雨シーンではまさかの雪が降ってきたり、寒さに震える中で抱き合うシーンの撮影に挑んだり、サウナで男性に囲まれたり、とさまざまシーンをキャスト一同が力を合わせて撮影してきた。そして迎えたクランクアップ当日。犬飼をはじめ、モブの弟・綾人役のゆうたろう、モブのクラスメイト・菊池役の伊藤あさひ、綾人の親友・東條役の塩野瑛久、そしてモブの合コン仲間・内海役の小南光司の5人。最後まで三木康一郎監督の熱のこもった演出が続く中、終始和気あいあいとした雰囲気で、撮影を終えた。

 撮影を振り返り、楽しかったことや役柄への思い、作品にかけた意気込みなどを語った5人のコメントは以下のとおり。

【犬飼貴丈(主人公・モブ 役)】
 とにかく僕は全編通して笑いをこらえていた印象で、それだけ面白いシーン満載のドラマになったのではないかと思います。10日とちょっと、本当に駆け抜けた感じで、楽しかったです。普通ではやっちゃいけないようなお芝居が自由にできるので、僕はコメディーをやっているときが一番楽しいんです。三木康一郎監督とは初めてご一緒したのですが、とても愛情を持って接してくださるので、のびのびとやらせていただきました!

 モブって「自分はモブだ」って思っているんだけど、実はその世界では異端で、それに気づいていないちょっとおかしなヤツなんですよね。そこをより強く出して行けたらと思って臨みました。

 今回この作品を撮って、「あぁ、恋愛をするときの感情って男女で差はないんだな」って感じました。好きなら好きだし、嫌なら嫌だし…。だからBLって一段階深いところにあるんじゃないかなって思ったんですよね。それを知ることができたのも、いい経験になりました。

■そのほかのキャストのコメント

【ゆうたろう(モブの弟・綾人 役)】
 無事に全編撮影が終わり、ホッとしています。僕はモブ(犬飼)と東條(塩野)とのシーンが多かったので、2人とのコントラストを出したいと思い、話し合いながら撮影を進めていました。

 塩野くんとのシーンでとにかくすごく寒い日があって、イチャイチャしながらもお互いの震えが感じ取れるくらいだったのを思い出します。 初日から気さくに話しかけてくれて、話してみたら共通点もすごく多くて、すごく距離が近づいてからラブなシーンを撮れたのでよかったですし、塩野くんのことはもっと大好きになりました! 綾人と東條のデートシーンも、本当にとてもラブラブで、演じている僕らもキュンキュンしてしまいましたよ。

 このドラマは原作がある作品なので、綾人というキャラクターも原作を読みながらイメージを膨らませました。綾人が、モブといるときの顔と東條といるときの顔、そこに差を出してみたので注目していただけたらうれしいです。

【伊藤あさひ(モブのクラスメイト・菊池 役)】
 僕が演じた菊池という役は、原作を読む限りでは地味な印象だったのですが、台本からはすごく可愛らしい部分が読み取れたので、そこを大事に演じようと考えていました。菊池は、ずっと BLフラグを避け続けてきたモブを最後の最後に落とそうとするキャラなので、犬飼さん演じるモブに「可愛い」と思ってもらえるよう意識して 撮影に挑みました。

 僕自身、ここまでさりげなく可愛らしい部分を出した役は初めてでお芝居も楽しく、いろんなことを学べた現場でしたので、皆さんもエンターテインメントとして楽しんでいただけたらうれしいです。

【塩野瑛久(綾人の親友・東條 役)】
 不思議な世界観に迷い込んだ撮影期間でした。それぞれの役に人間味があって、みんながすごく魅力的に演じていたと思います。僕の中で東條は、まっすぐに綾人を愛するというキャラだったので、コミカルな要素は極力排除して演じました。ゆうたろうくんとは話も合って、すごく早い段階で打ち解けられたので、綾人役がゆうたろうくんでよかったな、って思っています。

 東條は“この世界観の中心的人物”みたいな存在なので、その登場シーンなどにも注目していただきたいです。たくさんの同世代のキャストの方々とご一緒できて、とても楽しかったです!

【小南光司(モブの合コン仲間・内海 役)】
 初日からもっと緊張するかと思っていたのですが、現場も雰囲気 がとても良くて、すごくリラック スして臨めました。今日のクランクアップのシーンも、初めてお会いするメンバーもいながら、とても和気あいあいとした雰囲気で撮ることができました。

 内海は、女性にもすごくモテるんですけど、心を寄せている相手は男性、という青年なので、演じていてとても楽しかったです。目線や表情のひとつひとつに内海の心情が表れていると思うので、そこにも注目していただけたら、と思います。爽やかなBLをぜひお楽しみください!

CS「テレ朝チャンネル1」のオリジナルドラマ『絶対BLになる世界 vs 絶対BLになりたくない男』(3月27日放送)クランクアップ時の(左から)小南光司、伊藤あさひ、犬飼貴丈、ゆうたろう、塩野瑛久 (C)テレビ朝日

CS「テレ朝チャンネル1」のオリジナルドラマ『絶対BLになる世界 vs 絶対BLになりたくない男』(3月27日放送)クランクアップ時の(左から)小南光司、伊藤あさひ、犬飼貴丈、ゆうたろう、塩野瑛久 (C)テレビ朝日

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