釧路湿原を走る観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」が２９日から運行を始め乗客たちが車窓からの雄大な眺めを楽しみました。
「くしろ湿原ノロッコ号」はＪＲの釧路駅から標茶町の塘路駅の間を結ぶ観光列車で去年は新型コロナウイルスの影響で運行開始が２か月ほど遅れました。
今シーズンは予定通りの運行で、初日の２９日は釧路駅から約１４０人が乗り込み午前１１時ごろに出発しました。
列車は釧路湿原を通りながら眺めのいい場所では時速を１０キロほどに落としてゆっくりと進み、乗客たちは野草が芽吹き始めた湿原やゆったりと蛇行して流れる釧路川の雄大な眺めを写真に収めるなどして楽しんでいました。
友達とはじめて乗ったという高校１年生の女子生徒は「地元の風景を列車から見るのははじめてでとても楽しい体験でした」と話していました。
１０月上旬まで運行される「くしろ湿原ノロッコ号」の大型連休中の予約は新型コロナウイルスの影響で道外からの観光客が少なく６割ほどにとどまっているということです。
なおＪＲは３０日は低気圧の接近で雨が強まり、運行に支障が見込まれるとして釧網線の運転見あわせを発表し「くしろ湿原ノロッコ号」も３０日は運休になるということです。
からの記事と詳細 ( 観光列車 くしろ湿原ノロッコ号 今季は予定通り運行開始｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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