西武の松坂大輔投手(40)が現役引退を決意したことが6日、分かった。すでにこの日までに複数関係者にユニホームを脱ぐことを報告。球団にもその意向を伝えた。
松坂は昨年、プロのキャリアをスタートさせた古巣に復帰したが、7月に「脊椎内視鏡頸椎(けいつい)」の手術を受け、それ以降は2軍でも登板はなし。治療のため複数病院に出向くなど復帰への執念を見せていたが、ついにプロ野球生活にピリオドを打つことを決めた。
日米通算170勝を挙げて、200勝への意欲を見せていたが、実現することはなかった。1980年度の生まれは「松坂世代」と呼ばれ、数々の名プレーヤーを輩出。その象徴が引退を決め、ついに現役選手はソフトバンクの和田毅だけとなった。
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