1月28日、舞台「サザエさん」の取材会が行われ、2年半ぶりの上演に藤原紀香をはじめとする磯野家の面々が喜びを語った。
この作品は、2019年にアニメ『サザエさん』の放送50周年を迎え、東京・明治座と福岡・博多座で、10年後の少しずつ変化のあった磯野家の日常を描いた舞台の続編。今回は、10年後からさらに数年が経ったサザエさん一家の日常を完全新作で切り取る舞台化第2弾作品。
公開ゲネプロの前には、藤原紀香、葛山信吾、高橋惠子、松平健が取材会に登壇。2年半ぶりの上演についての思い、新しく加わる新キャストについてなど、記者からの質問に答えた。
「サザエさんの世界観はこれなんだなあ」(藤原紀香)
――2019 年の公演から、約2年半。ふたたび舞台「サザエさん」の上演が決まったときの気持ちは?
藤原:2年半ぶりの新作ということで、本をいただいて読んでみたらすごくほっこりして、元気で明るい気持ちになりました。「あー、サザエさんの世界観はこれなんだなあ」と。今の世の中いろいろなことがありますが、明るく元気になれるような作品を上演するのはすごく意味があるなと思いました。
葛山:初演が大変楽しかったものですから、再演が決まり、また先輩方とご一緒でき、そして新しいメンバーが加わるというお話を伺ったときは本当にうれしかったです。
高橋:私も同じように、前回は本当の家族のような気分で演じさせていただきました。でも初演が終わった途端まったくお会いしていませんでしたので、またみんなに会えることがとてもうれしかったです。
松平:とても楽しい温かい家庭だったので、再びこうしてみんな一緒に公演できるのはとても楽しみです。
――2019年の公演から、東京公演のカツオ役は和⽥琢磨、⼤阪・福岡公演のカツオ役は近藤頌利、ワカメ役は本間日陽と、新しいメンバーを迎えた磯野家のチームワークはいかがでしょうか。
藤原:新しいメンバーもそれぞれ「サザエさん」という作品が大好きで、サザエさんに対する揺るがない思いがあるので、まったく違和感なく稽古場にも入って来ていただいて、みんなで作ってきたという感じですね。
――サザエさんといえば、おっちょこちょいの愉快な人柄が愛されていますが、藤原さんの最近のおっちょこちょいエピソードがあれば教えてください。
藤原:特別なエピソードはないんですけど(笑)。かあさんに任せます。何かありますか?
高橋:思い出せないぐらい、紀香さんは毎日のように稽古場でもサザエさんを地で生きていらっしゃる感じでした。でも私も人のことは言えず、この間、炊飯器のスイッチを入れ忘れて、家に帰ったら炊けていなかったんです。
藤原:やっぱり家族ですね(笑)。
――これから観劇する方へメッセージを!
藤原:こうしたご時世ですが、明るくて元気で孤独とか寂しいものが一切なくほっこりするような「サザエさん」の持つ温かい世界観が伝わる作品になるべく我々も稽古をしてきました。いよいよ明日初日を迎えますが、そうしたものが皆様に伝わるといいなと思います。
葛山:いろいろと暗く苦しい話題が多いですから、ぜひ劇場に足を運んで楽しんでいただけたらありがたいなと思います。
高橋:「サザエさん」は日本の家族の温かさにたくさん溢れていますので、こういう時代に皆さん元気になっていただいて、家族の良さを味わっていただければと思います。
松平:前回は10年後のサザエさんでしたが、今回はさらにそこから進んでおりますので、みんなの成長ぶりをぜひ見ていただきたいと思います。
©長谷川町子美術館
最新情報は、舞台「サザエさん」の公式サイトまで。
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