コロナ禍でも地域の人たちを元気にしたい−。墨田区立錦糸小学校(錦糸一)の三年生が二十四日、自分たちの演奏やダンスで地元の人たちに笑顔を取り戻してもらおうと、すみだトリフォニーホール(同)でイベント「笑顔にしようプロジェクト」を開いた。
児童らは昨年度、生活科の授業で地域を巡る「街探検」をした際に出会った錦糸町エリアの商店や企業、高齢者らに笑顔を届けたいとイベントを発案。児童の思いに賛同した同ホールと、ホールを拠点に活動する新日本フィルハーモニー交響楽団の協力で実現した。
ステージでは、招待した地域の人たち二十四人を前に、楽器の演奏やダンス、同楽団の演奏に合わせた手話や、児童が作った地元の店舗紹介動画を披露。また「昔遊び」として、来場者とけん玉やめんこで交流し、会場は笑顔に包まれた。
来場者は「子どもたちが楽しそうに取り組んでいる姿を見て、とても楽しい気持ちになり、日ごろのつらいことが吹き飛んだ」と喜んだ。(長竹祐子)
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