新茶の季節を迎え、茶の生産が盛んな掛川市で、新茶の摘み取りなどを体験できる催しが開かれています。
掛川市山崎にある農業体験施設「とうもんの里（さと）」では、毎年、大型連休にあわせて新茶の摘み取りを体験できる催しを開いています。
希望する人には茶娘姿の衣装も貸し出され、３０日は、参加した小中学生が紺色の着物に赤い前掛けとたすきを身につけて施設の近くにある茶畑に入りました。
そして、もえぎ色に育った柔らかな新芽を丁寧に摘んで、かごの中に入れていました。
名古屋市から家族で訪れた小学４年生の女の子は「摘み取りの体験はとても楽しいです。たくさんお茶の葉をとっててんぷらにして食べたり、お茶をいれて飲んだりしたいです」と話していました。
また、３０日はお茶の実を使った工作教室も行われ、子どもたちがカラフルなペンを使って直径１センチほどの実にさまざまな模様を描いて、かたつむりの置物を作っていました。
この催しは１日午後３時まで開かれています。
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