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Saturday, August 20, 2022

夜の植物園で観察会 富山県中央植物園|NHK 富山県のニュース - nhk.or.jp

夜にだけ咲く花など昼間には見ることができない植物の姿を楽しむ観察会が19日夜、県中央植物園で開かれました。

富山市にある県中央植物園で2年ぶりに開かれた夜の観察会には、親子連れなど多くの人が参加し、夜にだけ花を咲かせる植物や夜に強い香りを放つ植物など17種類の植物を観察しました。
このうち、沖縄県の一部に自生するサガリバナという植物は夜にしか花を咲かせず、訪れた人たちは枝から垂れ下がる薄いピンク色の花を写真に収めていました。
また、ヤコウカという植物は小さな白っぽい花を咲かせていて、訪れた人たちは顔を近づけてさわやかな香りを楽しんでいました。
県中央植物園によりますと夜に花を咲かせるのは夜行性の動物に花粉を運んでもらうためで、夜に花が強い香りを放つのは花粉を運ぶ昆虫や動物に花が咲いていることを伝えるためだということです。
参加した女性は「珍しい植物を見ることができてよかった。夜の植物園はジャングルのようでとても楽しい」と話していました。
また、県中央植物園栽培展示課の吉田めぐみ課長は「日本でも限られた地域にしかない植物もあるので、そこに行った気分になってもらいたい。夜の植物を、花を見て匂いをかいで体験してほしい」と話していました。
この観察会は20日にも県中央植物園で午後6時半から行われます。

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