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NHKで11月30日よりスタートした連続テレビ小説第103作『おちょやん』（月～土 前8：00 総合／前7：30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り）。本作のヒロイン・千代の子ども時代を演じている毎田暖乃（9）にインタビュー。
■『おちょやん』について
――『おちょやん』のオーディションで、何か思い出に残っていることはありますか？
【毎田】『スカーレット』雪子役（大島優子が演じたヒロイン・喜美子の親友・照子の長女）の撮影がすべて終わった2日後がオーディションでした。撮影がとても楽しかったので、オーディションの日にまたNHKに戻ってこられた感じがしてうれしかったのを覚えています。オーディションは緊張しましたが、全力を出し切って楽しもうと思いました。
――千代役に決まった時のことで、何か思い出に残っていることはありますか？
【毎田】まさか選ばれると思っていなかったので、聞いた瞬間は驚きとうれしさが半分こでした。千代役に決まったのがゴールではなくスタートなので、めちゃくちゃ頑張ろうと気合が入りました。すぐにスタッフさんとの顔合わせがあり、すごく緊張しましたが、優しい方ばかりで安心したのを覚えています。
――千代の家は、竹林の中にセットを立てて、ロケ撮影だったと伺っています。
【毎田】思ったよりも小さい家だなぁ～と思いました。でもセットとは思えないほど茅葺き屋根のお家が素敵で、すきま風だらけの家ですが家族の思い出が詰まった千代の家にすぐに愛着がわきました。家の周りは動物が出そうで、暗くなってからの撮影は少し怖かったです。
――鶏をつかまえたり、鳴きマネをするのは大変でしたか？
【毎田】撮影前に農業公園に行って鶏と触れ合う練習をしたので、恐いというのは全くなくてめっちゃかわいかったです。ずっと鶏小屋にいたかったくらいです。弟役のヨシヲ（荒田陽向）は鶏を怖がって逃げ回ってたのがかわいかったです。鳴き声の練習は、実際の長鳴きをスタッフさんが聴かせてくれたのでイメージはできたのですが、本番は少し恥ずかしかったです。
――お父さん役のトータス松本さんの印象は？
【毎田】学校の話とか歌の話とかいろいろお話しました。お父ちゃんが三味線を弾いて歌を歌ってくれたのが感動でした。撮影の時には、千代がやりたいように何でもやっていいよと言ってくれて、すごくやりやすかったです。撮影中は本当のお父ちゃんみたいで楽しく過ごせました。
――継母役の宮澤エマさんとは？
【毎田】私がよく聴いていた英語の歌を教えてもらって、一緒に歌ったりしました。エマさんが口ずさむ歌声が本当に上手くて憧れです。鶏の鳴き真似を英語でやってくれて、発音が良くて本物みたいに上手でした。
――草履を履いて山の中を走ったり、水を運んだり、一番、大変だったことはなんでしたか？
【毎田】コロナ自粛明けの撮影からは暑い日が続き、汗をかくので衣装の襟元と首が擦れ合ってしまって痛かったのが大変でした。
■小さな大女優の素顔
――暖乃（のの）さん、とてもかわいらしいお名前ですね、気に入っていますか？
【毎田】ありがとうございます。とても気に入っています。友達も覚えやすくて呼びやすい名前だと言ってくれます。つけてくれたのは両親で、はじめは「のの」か「しおり」で悩んでいたそうですが、産まれた顔を見た瞬間にとっても丸顔で「しおり」ではないな～と。すぐに「のの」に決まったそうです。漢字は迷ったけど、暖炉や暖簾（のれん）で使われる漢字だと暖かい感じがして、みんなに愛される暖かい人になってほしいという気持ちを込めてつけてくれたそうです。
――コロナの影響で学校生活も大変だと思いますが、今、一番、楽しいことは？
【毎田】今は大縄跳びをクラスのみんなで休み時間に練習していて、たくさん跳べた時はやったー！と盛り上がっています。これからもマスク、手洗いをしっかり続けて、コロナに気を付けながらたくさんの友達と学校を楽しみたいです。
――将来の夢は女優になることなんでしょうか？ ほかにもやりたいことがあれば教えて下さい。
【毎田】女優さんのお仕事ももちろん続けていきたいですが、デザインをしたり作ったりすることが好きなので、ドレスデザイナーになることも夢の1つです。（『おちょちゃん』の）衣装スタッフさんと一緒にアプリで服をデザインして遊んだのがすごく楽しかったです。
――好きなものを教えてください。
趣味：デザイン、ダンス、ボルダリング、手芸、料理
食べ物：アイス、レモン、ルイボスティー、ラーメン
アニメ：『鬼滅の刃』、『ワンピース』
キャラクター：スヌーピー、ムーミン
プロ球団：広島カープ（鈴木誠也さん）
場所：滋賀県（将来住みたい）、京都
女優俳優：杉咲花さん、広瀬すずさん、吉沢亮さん、浜辺美波さん、横浜流星さん、仲里依紗さん
番組：『しゃべくり007』
――苦手なものを教えてください。
【毎田】食べ物の好き嫌いはほとんどないですが、唯一苦手なのが栗です。継母の栗子はたまたま名前に栗が入っていたので偶然でおもしろいなと思いました。
■第2週の見どころ
――第2週から、舞台は道頓堀に移りますね。道頓堀のセットを見てどう思いましたか？
【毎田】道頓堀のオープンセットは本当にその時代にタイムスリップしたような感覚になりました。細かいところまで手が込んでいて、レトロでかわいいお店の雰囲気が大好きでした。お気に入りは、芝居小屋で一平の舞台をハナさん（宮田圭子）と見た場所が落ち着くので好きです。
――奉公先の芝居茶屋「岡安」の女将・岡田シズ役の篠原涼子さんとはどんなお話をしましたか？
【毎田】篠原さんはすごくかわいがってくれて、会うたびにハグしてくれるのがうれしかったです。『ハケンの品格』の大前春子が好きだったので、初めて会えた時は緊張しましたが、篠原さんの透明感がすごかったです。
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December 04, 2020 at 06:15AM
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【おちょやん】ヒロイン・千代の子ども時代を熱演 毎田暖乃にインタビュー｜秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報
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