こんにちは、ライターの勝田です。本稿では「RCカー」をテーマにオススメ商品を語っていきます。RCカーは自分でマシンを組み上げ、そして練習を積むことで目にとまらないようなスピードでコースを走らせることができます。レース用の本格的なマシンは時速100kmを越えるとのことです。そういったポテンシャルを持ったマシンでレースを繰り広げる、RCカーは奥深い魅力を持っています。 【この記事に関する別の画像を見る】 そういった奥深さを持っていながら、RCカーの間口は決して狭くない。説明書を読み、きちんと組み立てればまっすぐ走る。そこからより正確なコーナリングとアクセルワークを目指していく。キビキビと走るRCカーを操る様は強い憧れを感じます。今回は取材などで取りあげたRCカーから3商品を選りすぐって紹介していきます。 ■2020年オススメ「RCカー」その1:「コミカル アバンテ」 発売日:2020年8月1日 価格:18,700円(税込) 全長:345mm メーカー:タミヤ 「コミカル アバンテ」は人気の高いデフォルメRCバギー「コミカル」シリーズの最新作です。名作RCカーである「アバンテ」がデザインモチーフとなっています。前後をぎゅっと詰めて、大きなタイヤも相まって背の高いシルエットは走っている姿だけで楽しい。急発進でウィリーができるのも遊びの幅を広げてくれます。 本格RCカーとしての組み立ても楽しい。しっかりとしたオイルダンパー、ダブルウィッシュボーンと本格的で作りごたえのあるサスペンションに、ギアで前後に駆動を伝えるギヤドライブ4WDと機構も独特で楽しいです。デフギヤも搭載しており、本格RCの入門機としてぴったりです。RCカーの魅力を凝縮したマシンと言えるでしょう。 「コミカル アバンテ」は普通に走らせるだけでも楽しいですが、レースを繰り広げるのも楽しいでしょう。ホイールベースが狭く、重心も高いためコーナリングは独特の緊張感があります。スピンや転がってしまわないように加減をしながら最速を求める、その走りの楽しさは独特な楽しさを持っています。 【コミカル アバンテ】 ■2020年オススメ「RCカー」その2:「フォーミュラ E GEN2 チャンピオンシップカラー」 発売日:2020年8月22日 価格:30,580円(税込) 全長:430mm メーカー:タミヤ 「フォーミュラ E GEN2 チャンピオンシップカラー」は「電気自動車のF1」とも呼ばれるフォーミュラEをモチーフとしたRCカー未来感を感じさせる独特のボディが魅力です。特に前輪のタイヤをカバーで覆いながらサスペンションアームがむき出しになっているデザインが面白いです。 特にこの商品のために新規開発された「TC-01 シャーシ」はユニークです。中央にぎゅっと詰まったメカ、縦に並んだダンパー、それでいながら極限まで車高を抑えている。高いカスタマイズ性も魅力で細かなセッティングが可能なのです。 フォーミュラーEのボディだけでなく、ツーリングカーのボディを搭載することも可能で、“作る楽しさ”を刺激してくれるシャーシとなっています。本格的なRCカーとして挑戦心を刺激してくれるマシンです。 【フォーミュラ E GEN2 チャンピオンシップカラー】 ■2020年オススメ「RCカー」その3:「京商ミニッツ4×4」 発売日:2020年3月 価格:25,000円(税別) 全長:約190mm メーカー:京商 京商の「ミニッツ」シリーズは、全長約18cmというミニカーのようなサイズで本格的なカスタマイズ性も持っているRCカー。レース用のものは大迫力のドリフトも楽しめるが、「京商ミニッツ4×4」はミニッツのシステムでオフロードが楽しめる商品です。 「京商ミニッツ4×4」の楽しさは“走る姿”にあります。どこにでもある小さな草地がミニッツサイズの視点だと険しい野山に変わります。車体を大きく揺らし、大きなタイヤで凸凹を越えて進む姿は大迫力です。ミニッツはレースも魅力だが、ちょっとした空き地や家の中でも走りが楽しめる“小ささ”こそが最大の武器と言えます。 トイラジコンとは一味違う本格的なパーツ構成と、スケールモデルのような精密なボディ、これらが相まって目を近づけ、ゆっくりと走らせるだけで大迫力の車の走行シーンが楽しめます。家の中でもオフロードの走行体験が楽しめるように段ボール製の「ミニッツ 4×4 スタッカブル テレイン」も用意されています。 【京商ミニッツ4×4】 ■2020年オススメホビー記事! RCカー関連でオススメ記事はこもとめいこ♂氏の“タミヤのRCカーに挑戦! 「コミカル アバンテ」を組み立てる”です。RCカードライバーとしての一歩を踏み出したこもと氏が、今後どのように走りを磨いていくか期待して下さい。 RCドライバーへの憧れ、という意味では、タミヤのRCカーの“聖地”とも言える「タミヤ掛川サーキット」で練習を積んだRCドライバーの走りを目にすることができたのはとても楽しい体験でした。他の車とバトルしながらいかに最高のコース取りを実現するか、その戦いはとても興奮させられました。 今年は新型コロナウィルス感染防止の自粛の中、RCカーレースや、ミニ四駆のレースが軒並み中止となり、楽しみにしているファンには残念な年となった。イベントが積極的に開催されるようになったら、RCカーレースはもちろん、ミニ四駆レースなど様々なイベントを取材し、その楽しさを伝えていこうと思います。
HOBBY Watch,勝田哲也
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