KRY山口放送
日本の伝統文化を学ぼうと、山口市で留学生たちが田植えを体験した。 山口市で田植えをしたのは、山口大学や大学院に通うインドネシア人留学生などおよそ１０人だ。この日は五穀豊穣を祈る神事から参加し、一人一人が玉串を捧げた。 留学生たちが体験したのは伝統的な「手植え」。地元の人の指導を受けながら、ひもに付けられた印にあわせて苗をひとつひとつ丁寧に植えていく。このひもを動かすときには声もかけ合った。 このイベントは山口市平川地域の市民団体が留学生との交流を増やそうと１０年ほど前に始めたもので、毎年の恒例行事となっている。 （参加した留学生）「楽しい、楽しい、とても楽しい」 「田植えは今回が初めてだった。時々植えた苗を見失ってしまったが、一列一列植えたので簡単だった。」 田植えを終えた留学生たちは９月には稲刈りをし、もちつきなどで収穫を祝うことにしている。
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