高森高校でオンライン海外研修 カンボジア、ミャンマーの文化学ぶ | 熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞

　熊本県高森町の高森高３年生２９人が１１日、ビデオ会議システム「Ｚｏｏｍ」を使ってカンボジアとミャンマーを“オンライン訪問”し、農村部の暮らしを学んだり、現地の英語講師と会話したりして交流した。

　新型コロナウイルス禍でも外国に視野を広げ、多文化への興味や関心を高めてもらう狙い。来年４月、南阿蘇村にＩＴ専門学校を開校する学校法人「イデア熊本アジア学園」（井手修身代表）が、同高と連携して企画した。

　カンボジアでは、現地ガイドの日本人が自転車で散策しながら、農村部の自然や建物などを案内。ミャンマーでは、現地の英語講師と「流行の音楽」や「食べ物」など、互いに自国の文化を英語で紹介した。

　白石あかりさんは「自分の英語が通じているか不安で、画面に映る相手が気になったけど、とても楽しい経験ができました」と笑顔で話した。（上杉勇太）

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