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長引くコロナ禍の影響で今、中年男性の美意識が高まっています。 ■中年男性 メイクで“イケメン”に 東京・銀座のビルの一室にある店。看板に書かれているのは「イケメン製作所」の文字です。 イケメン製作所・手塚拓海CEO(最高経営責任者):「(Q.こちら、何のお店ですか?)男性の顔をかっこよくするためのお店です」 この店は、散髪の他、眉毛の手入れやまつ毛パーマ、メイクなど様々な美容メニューを受けられる、男性専用のサロンなのです。 実は今、こうしたサロンが若い男性のみならず、中年男性にも人気だといいます。 実際、去年7月に、30歳未満と30歳以上の客の割合が逆転。特に、40歳以上の割合は、コロナ禍前に比べ、20ポイント増えています。 イケメン製作所・手塚拓海CEO:「リモートワークがきっかけではないかと、言われてはいるんですけども。30代から50代の方のビジネスマンになると、未来の予定が決まっているので。それに向けて、ここまでにこうしておきたいって言って、1カ月先とかの予約を入れて下さるんですよ」 店を訪れていた30代男性は、「営業職で、来月から外に出ること多くなるんで。目元だけでも、直しておこうかなと思って」と話します。 なりたいイメージに合わせて、眉毛の形を整え、メイクをし、1時間ほどの施術で、立体的な眉毛と整った肌で、洗練された、清潔感のあるイメージに変わりました。 中には、二重まぶたにするメイクを施す男性もいました。 さらに、美しくなりたい男性の願望は、メイクだけにとどまりません。 ■“カコジョ”「写真加工」で美人に SNSに投稿された数々の美女の写真。よく見ると、鏡に映っているのは男性の姿。一体、何が起きているのでしょうか? 50代男性(琴子さん):「アプリを使って、男性なら女性に変わって加工を重ねていく」 写真の加工アプリを使って、男性から女性の姿に変身した「加工女子」。いわゆる“カコジョ”を楽しむ中年男性が増えているというのです。 コロナ禍で、おうち時間が増えた1年ほど前から、自身の写真の加工を始めた50代男性。毎日、SNSに投稿する写真は一枚平均20分程度。長い時には、4時間ほど撮影と加工に時間をかけるといいます。 50代男性(琴子さん):「綺麗だっていうだけではなく、親族に似てくるっていうところもあって、ただ単にかわいくするだけではなく、信ぴょう性というか、妙に納得できるところがあって、それでどんどんハマっていきましたね」 そこで、布施宏倖アナウンサーの写真も加工してもらいました。 男性が作業を始めてから、およそ30分。布施アナの面影を残しつつ、かわいらしい女性に変身していました。 50代男性(琴子さん):「自分の顔がベースにあると、元々の自分の顔ですから。どういうふうに加工が変わったとか、魅力が増していくかとか。元々持っている自分のものを加工を重ねていくというのが、とても楽しい」 (「グッド!モーニング」2021年9月30日放送分より)
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