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Saturday, December 25, 2021

2021年を振り返る個人GOTY:みお、ゲームライター人生がスタート、「知ること」を意識した1年 - IGN Japan

2020年末のしゃべりすぎNIGHTの推しゲーバトルというイベントでありがたく優勝させていただいてから約1年、まさか自分自身がゲームライターとしてのキャリアをスタートさせているとは想像もしていなかった。

その後、縁あってゲームライターデビューをし、6月頃からIGN JAPANでも記事を書かせていただいている。ゲームライターになったとき、私は様々なものを「知ろう」と考え、行動に移した。

「DOOM」や「メタルギア」シリーズ、映画はマーベル・シネマティック・ユニバースなど単純な興味でプレイ・視聴したものもあれば、「メトロイド」シリーズや須田剛一作品など、今年新作が出たタイトルやそれがお仕事に繋がったものもある。

そんな作品を中心に組み上がった、筆者が選ぶ個人GOTYを紹介する。

  1. 『メトロイド ドレッド』
  2. 『Marvel’s Guardians of the Galaxy』
  3. 『ノーモア★ヒーローズ3』
  4. 『Outer Wilds: Echoes of the Eye』
  5. 『DOOM Eternal: The Ancient Gods Part Two』
  6. 『It Takes Two』
  7. 『Inscryption』
  8. 『風雨来記4』
  9. 『TOEM』
  10. 『ノックアウトシティ』

まずは1位の『メトロイド ドレッド』だ。筆者は本作が発表される少し前から、メトロイドのメインシリーズ(2D作品)をプレイしていたのだが、『メトロイド フュージョン』(2003)から完全新作としては実に18年ぶりの、しかも1度頓挫したプロジェクトが復活したものが発売されるというのだから驚きだった。

これまでの「メトロイド」は探索という面に重きが置かれていた。戦闘面はミサイルを連射してHPの多さで攻撃に当たりながら耐えきるというような、ここだけ見ればよく出来たものではなかったと考えている。しかし、「ドレッド」はTipsで「攻撃はすべて避けることができる」と明示されているのだ。

プレイヤーの技量が試される歯ごたえがありながらも理不尽ではない戦闘やメレーカウンターやスライディングなどの新アクションでより現代的にアップデートされた「メトロイド」を堪能できる傑作だ。

「復活した」といえば、11年ぶりのナンバリングとなる『ノーモア★ヒーローズ3』についても触れておこう。遊びやすい戦闘やモーションコントロール、プレイヤーを興奮させるギラついた演出など、ディレクター須田剛一のアクションゲームの集大成的な側面も持つ作品で、11年ぶりの復活にふさわしいものになっていただろう。

しかしその反面、発売後インタビューで明らかになった実現できなかった多くの要素は残念であるという気持ちが拭えなかった。とはいえ、今後の同シリーズや、グラスホッパー・マニファクチュアの作品の展開を期待させるような作品であるのは間違いない。

次は、『Marvel’s Guardians of the Galaxy』。この作品は、エンタメ作品として見ると今年最高の作品だ。グラフィックや戦闘、音楽などあらゆる部分が良く出来ているが、筆者がもっとも惹かれたのはガーディアンズのメンバーたちの途切れることのない会話が吹き替え付きで楽しめることだ。シナリオも単なるヒーローものではなく、クスッとしてしまう掛け合いやプレイヤーをドキッとさせるような仕掛けが散りばめられている。

筆者が本作を人に勧める時には毎回言っていることなのだが、「原作を知らない」「『Marvel’s Avengers』の評判が良くなかった」という理由で購入を躊躇しているのであれば、安心してプレイできるゲームなのでぜひ購入してほしい。できれば、次世代機か高性能PCで!

グルートもこんなに綺麗。

最後に、意外にもIGN JAPAN上であまり触れられていないループものSFアドベンチャー『Outer Wilds』のDLC「Echoes of the Eye」について触れる。
本編シナリオがきれいに完結している本作のDLCが出ると発表されたときは、正直余計な後付になるのではないか?という不安が拭えなかったが、それは杞憂であった。
本作の魅力はプレイヤーの果てなき知的好奇心をしっかりと受け止めてくれるところにあると考えているが、(一部エリアを除き)このDLCでもそれを再び体験させてくれた。シナリオのラストも本編クリアユーザーに対する極上のご褒美で、非常に満足度が高かった。

「知る」ことを意識した1年だったが、知らないものを知って自分の視野が広がっていくことはお仕事に関係なくとても楽しい。少なくとも、ゲームライターとして活動する限りは知らない分野を知るということを続けたいなと思った1年であった。

最後になるが、筆者のTwitterアカウントを載せておく。基本的にゲームや好きな音楽、たまに映画などのどうでもいいことしかツイートしないが、楽しく交流できる方はよろしければフォローしていただきたい。

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