人気のパーソナルトレーナー星野由香さんが、年齢も目的も違うたくさんの方にトレーニングの指導をする中で考案したのが『ほぐピラ』です。「ほぐし」と、体幹やインナーマッスルを鍛える「ピラティス」を組み合わせたトレーニング法です。著書「やせ体質になれる やさしいほぐピラ」(主婦の友社)から簡単なエクササイズを紹介します。
こりかたまった筋肉をほぐし、ピラティスの動きで体を内側から鍛える
『ほぐピラ』とは、体や関節の動きをジャマしているこりがたまった筋肉や筋膜をほぐしながら、ピラティスの動きで鍛えるという、星野さんが考案した独自のメソッドです。 例えば、大きく脚を開こうとしても股関節のある一定の筋肉のまわりにこりがたまっていると、思うように脚を動かすことができません。特に日常生活で座りっぱなし立ちっぱなしなど、同じ姿勢が続いて体の使い方が偏っている場合、使いすぎている場所にこりや老廃物がたまり、それによって関節の可動域が制限されてきます。その状態でいくらトレーニングをしても、動かしやすい筋肉だけを使うため、偏ったボディーラインになってしまうのです。 その一方で、ほぐすだけでもダメ。ほぐすことで筋肉のこりはとれますが、筋力がなければ体を思うように動かすことができませんし、筋肉に張りのないゆるゆるボディーになります。 そこでたどりついたのが、ほぐしと鍛えることを同時に行う『ほぐピラ』です。ツール(本ではキャンディローラー)を使って筋肉のこりをほぐしながら、ピラティスの動きで鍛えることで、可動域の制限を取りはずし、正しく動ける体をつくります。
続けていくうちに体に必要な『ほぐピラ』が変わります
ピラティスは人間が本来持っている健康な動きを取り戻すことを目的としたリハビリから生まれたメソッドです。一つの動きでも体幹から手足へとたくさんの筋肉を連動させながら、しなやかに動ける体をつくれるように考えられています。 『ほぐピラ』では、正しい動きをジャマしているこりに圧をかけながらほぐすことで、ピラティスの動きがスムーズにできるようになります。最初は体のこりが強いので『ほぐピラ』の『ほぐ』が多いかもしれません。こりがほぐれて思うように体を動かせるようになったら、『ほぐピラ』の『ピラ』で体を変えていくことができます。今の自分の体がどんな動きを求めているのか、その変化を楽しみましょう。
からの記事と詳細 ( 「ほぐし」+「ピラティス」=『ほぐピラ』 テニスボールを使った簡単エクササイズとは(Reライフ.net) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3DjOOVu
No comments:
Post a Comment