最終ラップまでもつれ込んだ激闘を制し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)を0.549差で抑え込んで優勝。ノーポイントに終わった開幕戦の借りを返した。
優勝:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「今日はタフでクレイジーなレースだった。シャルル(ルクレール)とのバトルを楽しめたけど、彼を抜くのは簡単なことじゃないし、チャンピオンシップを争っているので、忍耐強く待つ事も必要だ。序盤はついていくのが大変だったけど、ハードタイヤに履き替えてからはプッシュできるようになり、ペースもよくなった。レース終盤になると、まるで予選を何周も走っているような感じで、激しくも、とてもクールな戦いだった。最終的に勝つことができ、チームとしてとても誇りに思う。今日のレースは簡単ではなかったけど、出せるものはすべて出し切ったと思う。チェコ(セルジオ・ペレス)にとっては、セーフティカーが入るタイミングが悪く、本当にアンラッキーだった」
2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「レース後半に勝利を失ったことには失望しているけど、再び勝利を目指して戦うのはいい気分だ。マックス(フェルスタッペン)に対して少しマージンがあるときはいつでも、レースをうまく管理できた。でも、バーチャルセーフティカー後に、彼あDRSレンジに入ってくるとすぐに難しくなった。彼はストレートで速く、僕はコーナーで速かった。これほどタイトなときは、できるだけ自分の強みを発揮しなければならない。2回ポジションを取り戻したけど、3回目はうまくいかなかった。レース終了時のイエローフラッグがなかったらまたチャンスがあったかもしれないけど、それはゲームの一部だし、とても楽しいバトルだった! これからのレースも接戦にいることを願っている。こんな風にドライブするのはエキサイティングだ。開発が鍵となるだろうし、僕たちは一生懸命プッシュしなければならない」
3位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「スタートでとても良い蹴りだしができたけど、右側のスペースが足りなくなり、マックスが内側のラインでより良いトラクションを獲得していた。それ以降のレースはかなりストレートだった。セーフティカーがまだ出ているときに僕はチェコ(ペレス)の前でピットレーンを出たので、彼の前のポジションを返してもらえると思っていた。3番手を返してもらうのリスタートまで待たなければならくて、2位を争うことができなくなった…3位は良い結果であり、全体として、かなりポジティブな週末だった。バーレーンでの1週間前よりも間違いなく良かった。 僕たちはこの車で正しい方向に進んでいると感じている。僕たちがもう少し上位を戦うのは時間の問題だと確信している。どこで何を改善する必要があるかをより明確に把握しているし、従うべき方向性がある。2年ぶりいオーストラリアにレースをしに行くのが待ちきれない」
4位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「今回のようなクレイジーなコースではレースで勝つためには時に運も必要だと思い知らされた。最初のスティントはリードしてレースをコントロールすることができていたが、残念ながら十分ではなかった。最初はバーチャルセーフティカーでポジションを落とし、その後のセーフティカー中にカルロス(サインツ/フェラーリ)にも競り負けてしまった。ピットストップ直後というタイミングが最悪で、その後はトップに戻るチャンスはなかった。しかし、昨日のポールポジションと、今日のレースペースと、この週末は間違いなく多くのポジティブな要素があった。これからもプッシュし続け、ハードワークを続けていく。マックスが優勝できたことはチームにとってもよかったけど、1-2フィニッシュはお預けになった」
5位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日の潜在的なポイントを最大化するという点で激しいレースだった。車はいい感じだったけど、僕たちは車を地面に近づけることができないため、ダウンフォースが不足している。快適なウインドウに車を入れることができたし、できる限りハードにプッシュしていたけど、高速のストリートサーキットで限界で50周はF1で経験した中で最もフィジカルなレースだったかもしれない。勝利のために戦いたいと思っている。みんながレッドブルとフェラーリとのギャップを埋めることができるように一生懸命頑張っているし、ブラックリーとブリックスワースのすべての人がもっと良い結果を望んでいる。僕たちはギャップを埋められるまでプッシュを続けていく。シーズンのこの最初の部分はが、レースが立て込んでいないし、カレンダーはあまり密集していないので、解決策を見つける時間がある。P5のために戦うためにここにいるわけではないけど、ポジティブな面に目を向ける必要がある。レースはドライブするのが楽しかった。このトラックはおそらくシーズンのトップ5に入っている。信じられないほど速く、素晴らしいグリップを備えている」
6位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「再びポイントを獲得することができたし、自分のレースには全体的に満足している。フェルナンドとの戦いは楽しかった。ハードでフェアなホイール・トゥ・ホイールのレースだったし、カード時代を思い出した。この車は本当に追従してレースができるし、スポーツにとって良いことだ。2台揃ってポイントを獲得できなかったのは残念だけど、僕たちは競争力があることを示せたし、それを続けていかなければならない。ラインまでにランド(ノリス)を倒したレースの最後もエキサイティングだった。去年のお返しのように感じた」
7位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「僕たちは7位とそれなりポイントを獲得したことに満足できると思る。それが今日の目標だった。6位を獲得できればよかっただろうし、それは可能だったかもしれないけど、それでも7位には満足している。今日の2台揃ってポイントを獲得できたかもしれないので、ダニエルに関しては本当に残念だ。それが実現していれば、非常に満足のいく日だっただろう。今日、車のペースが少し上がったのを見るのは良いことであり、僕たちは進歩を遂げることができている。でも、僕たちはまだ望んでいる場所にいないし、プッシュし続けていく」
8位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
「今日はポイントを獲得できてとても満足している。セーフティカーが入る30秒前にピットに入ってしまい、順位を下げてしまったのは不運だったけど、それでも8位まで挽回できてよかった。腸に痛みが出てしまい、最後の15周は本当に大変だったけど、マシンのフィーリングはよく、自分の思うようにプッシュできるようになった。でも、もう少しダウンフォースがあったほうがいいと思っている。改善すべき点はわかっているので、あとはどのように解決策を見つけるだけだ」
9位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「僕たちに起こりうる最悪の事態は、ハードタイヤで反対の戦略をスタートしたことで起こった。他のほとんどの人はミディアムで、起こりうる最悪の事態は16周目または17周目のセーフティカーだった。それは16周目に起こった。それでも2ポイントを獲得できたことは非常に良いことであり、車は再び驚異的だった。ドライブするのが本当に楽しかった。最後のVSCでは少し運が良かったけど、それがVSCではなくセーフティカーだったら、全員が凝縮され、新しいタイヤで再び大きなポイントを獲得できただろう。チームは素晴らしい仕事をしてくれて、金曜日の困難な状況から立ち直れたのでハッピーだ」
10位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「バランス的には、車はいい感じだったけど、スピードが足りなかった。結果は良くないけど、レースは比較的順調だった。最初はタイヤの温度に苦しんでいたけど、その後、ミディアムタイヤで前の車に追いついていったし、本当にいいスティントだった。ジョージに追いついていたし、最後のハードタイヤの古さを考えれば、それなりのラップタイムを刻んでいた。最後のVSCの展開は不運だったけど、すべてを出し切った。昨日が週末をとても難しいものにしたし、それが肩にのしかかっていた。とてもがっかりしているけど、戦い続ける必要がある。僕たちにできることはそれだけだ。僕には素晴らしいチームがいることはわかっているので、これからも仕事を続けていく」
カテゴリー: F1 / F1サウジアラビアGP / F1ドライバー
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