ブガッティやポルシェ、ジャガーなど約１００台のクラシックカーが、播磨や丹波地域、淡路島の計約４５０キロを走行するイベント「コッパディ姫路２０２２」が４日、始まった。俳優の唐沢寿明さんや音楽グループ「クレイジーケンバンド」のボーカル、横山剣さんもハンドルを握り、沿道のファンにアピールした。５日は淡路市を出てゴールの姫路市・大手前公園を目指す。（田上秀樹）
コッパディ姫路は、同市などの愛好家でつくる実行委員会が、２０１５年に初めて開催。４回目の今回は、９８台が午前９時過ぎに大手前公園を出発した。
古風で珍しい車の列はたつの市役所、神河町の峰山高原を巡り、午後２時過ぎ、丹波市柏原町の県立丹波の森公苑に次々と到着。芝生広場に愛車がずらりと並んだ。
唐沢さんの１９５９年式のポルシェが滑り込むと、ファンらが近寄って写真撮影やサインを求めていた。
２回目の参加という唐沢さんは「自然豊かなコースを走ることができてとても楽しいです」と笑みを浮かべた。
両親と訪れた丹波市の児童は「全部の車がかっこよかった。大きくなれば、お父さんと一緒にクラシックカーに乗ってイベントに参加したい」と話した。
一行はこの後、丹波篠山市の篠山城跡などを経て夕方に淡路市に到着した。５日は西脇市役所、加西市の県立フラワーセンターを経て、午後１時過ぎに大手前公園にゴールする予定。
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