江戸時代に多くの旅人や商人が行き交った街道を手作りの「わらじ」を履いて歩く催しがことし3年ぶりに七ヶ宿町で開かれました。
七ヶ宿町で開かれたこの催しは町の歴史や豊かな自然を知ってもらおうと町の観光協会などが主催して毎年行われていましたが去年、おととしと新型コロナウイルスの影響で中止され、ことしは3年ぶりの開催となりました。
28日は県内外からおよそ450人が参加し地元のお年寄りが手がけた手作りのわらじを履いてスタート地点の七ヶ宿町のスキー場からゴールとなる町役場までのおよそ11キロを歩きました。
かつて、七ヶ宿町と山形県を結んでいたこの街道は江戸時代には大名の参勤交代にも使われ多くの旅人や商人が行き交ったとされています。
28日は時折強い雨が降るあいにくの天気でしたが参加した人たちは白い花が一面に咲くそば畑や臨時で設けられた関所を通り当時の旅人気分を味わいながらゆっくりと歩いてゴールを目指していました。
家族で参加した柴田町の小学5年生の男の子は「わらじは足が痛いけれど昔の人の気持ちになってのんびりと歩くのはとても楽しいです。このままがんばってゴールまでいきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 「わらじ」で街道を歩こう 七ヶ宿町|NHK 東北のニュース - nhk.or.jp )
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