◆「4重人格じゃないか」
佐藤は、清野菜名さんと横浜流星さんのW主演による2020年1月期のドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(読売テレビ・日本テレビ系)に、Mr.ノーコンプライアンスこと佐島源造役で出演。
あらためて本作について、「4重人格じゃないかというくらい非常に難しい役だったので、必死でやりましたよ」と振り返ります。主演をつとめた2人の印象については、「いい魂を持った若者だなという感じがして、大好きな後輩の俳優ですね。とても楽しい現場でした」とコメント。
◆「一生忘れることのない作品になった」
4月には、主演ドラマ「浦安鉄筋家族」(テレビ東京系)が放送スタート! 座長として、主人公の大沢木大鉄役を演じた佐藤。当初は、4月半ばに全12話クランクアップ予定だったのが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影中止となり、第6話で撮影が一旦ストップ。
先行きの見えない状況に、「このとき、撮影再開は無理だと思っていた。(緊急事態宣言の最中で)撮影できるような状況じゃなかったし、『浦安鉄筋家族』は第6話で終わりだろうと」と当時の胸中を吐露。妻・大沢木順子役の水野美紀さんはじめ、脚本の上田誠さん(ヨーロッパ企画)、監督の瑠東東一郎さんらと「最終話に向けて、みんなでいろいろと伏線を考えていたのに、第6話で終わるのは“中途半端やないかい!”という感じだった」とも。
その後、撮影が再開されるも延期となってしまっていた影響で、大沢木家として使用していた一軒家が取り壊されるという、まさかの事態に! 大沢木家のセットが丸々変更になるなど、紆余曲折を経てどうにか最終話まで完走できたことに「後半の7~12話は、本当にキャストやスタッフ、関係者はもちろん、家が取り壊されたことも笑ってくれた作品のファンのみなさまのためにも、“最後まで馬鹿馬鹿しくやってやろう!”との思いでやりました。一生忘れることのない作品になった」と思いを語りました。
◆映画「はるヲうるひと」に手応え自身が原作・脚本・監督を手がけ、出演作でもある映画「はるヲうるひと」の劇場公開も、新型コロナウイルスの影響により公開延期に。そんな最中、11月に韓国で開催された「第2回江陵国際映画祭」で最優秀脚本賞を受賞し、「本当にうれしかった」と喜びを噛みしめます。
さらには、「俳優は演じることに集中したほうがいいと思うけど、どうしても別腹で(脚本を)書きたい欲求があった。それは捨てるべきだと思った時期もあったけど、『お前は書いていい人間だ』と背中を押してくれた人が何人かいた」と回顧。師匠と崇める演出家の鈴木裕美さん、本作で主演を演じた山田孝之さん、女優の坂井真紀さんなどの名を挙げ「そういった人たちに、少しでも報いることができた気がしています。2021年6月に全国公開になりますので、1人でも多くの人に観ていただきたい」と力を込めてアピールしました。
◆全力で走り抜けた2020年
また、エンディングでは「2020年は本当に誰にとっても大変な年になりました。そんな1年をざっくりと振り返りましたけど、『99人の壁』(フジテレビ系)やこの番組もそうですし、細かく言っていたらキリがないけど、いろいろなお仕事でお世話になりました。
1つ言えることは、どの瞬間も“全力でやってきたな”と思えたので、まわりの人たちにも感謝だし、観ていただいた方、聴いていただいた方にも感謝です。来年、どんな年になるかわかりませんけど、来年も終わったあとに“なんだかんだ言って、必死で生きたな”と思えるような年にしたいですね。今年1年、ありがとうございました!」と感謝の言葉で締めくくりました。
番組では、住人の皆さんからのメッセージを受け付けています。番組Webサイトからどしどしお寄せください。
次回2021年1月2日(土)の放送も、どうぞお楽しみに!
<番組概要>
番組名:いい部屋ネット presents 佐藤二朗のいい部屋ジロー
放送日時:毎週土曜 11:00~11:25
パーソナリティ:佐藤二朗
番組Webサイト:https://ift.tt/2MET6PR
からの記事と詳細 ( コロナ禍で撮影中止も…佐藤二朗が「一生忘れることのない作品になった」と話す作品は? - マイナビニュース )
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