新型コロナウイルスの影響で学校行事の中止が相次いだ子どもたちに、思い出を作ってもらおうと帯広市の小学校でコンサートが開かれ、卒業を控えた６年生がプロの演奏家の音色を楽しみました。
帯広市の柏小学校では今年度、創立１００周年の記念式典などさまざまな学校行事が新型コロナウイルスの影響で延期や中止を余儀なくされました。
このため、来月卒業する６年生に楽しい思い出を作ってもらおうと、地元で活動するプロの演奏家を招いて校内でコンサートが開かれました。
コンサートは子どもたちには直前まで知らされないサプライズで開かれ、アニメ「鬼滅の刃」やＮＨＫの連続テレビ小説「エール」の主題歌など９曲がピアノとバイオリンで演奏されました。
ステージには６年間の学校行事など思い出の写真も映し出され、子どもたちは学校からの音と映像のプレゼントを楽しんでいました。
女子児童は「生で演奏を聞くと迫力が全然違って心に響きました」と話していました。
また、男子児童は「いろいろな曲が聞けてとても楽しくて感動しました。一生忘れない思い出になったと思います」と話していました。
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