こんにちは。お弁当講師の刑部菜穂子です。前回に引き続き、お弁当作りのポイントをご紹介します。今回は、おにぎりアレンジです。
手軽で作りやすく食べやすいおにぎりは、お弁当の定番ですね。だからこそ、お弁当の日はついつい出番が多くなってしまうのではないでしょうか。出番多めなおにぎりはマンネリになりがち……。でも、おにぎりもアレンジ次第!! 色々アレンジでレパートリーを増やしていきましょう。
■清潔な手で、ラップを使っておにぎりを作る
家での食事と違って、作ってすぐに食べないお弁当は食べるまでの間に細菌が増えて傷んでしまう可能性があります。おにぎりを作る時だけでなく、調理前は、せっけんでよく手を洗いましょう。
手には細菌やウイルスが多いので、手で直接ご飯に触れないようおにぎりを作る時は、ラップで包んで握るのがおすすめです。ラップで握るメリットは、直接手で握るよりも雑菌がつきにくく、素早くに握ることができるので時短になります。
■基本のおにぎりの作り方
(1)ラップの上にご飯をのせる。
※形を整えやすいので、温かいご飯を用意しましょう。
※炊きたてのご飯は水分を多く含んでいるので、バッドなどに広げて粗熱をとってから握りましょう。
(2)ご飯をラップで包み優しく軽く握りましょう。
(3)形を整えたらラップを外して海苔を巻き、冷ましましょう。
(4)余分な水分を飛ばしたら、新しいラップで包みなおしましょう。
※温かいご飯を握った後、ラップで包んだままだと密封して水滴ができてしまいます。菌の増殖の原因になるので、ひと手間ですが、冷ましてからラップで包みなおしましょう。
■色々アレンジおにぎりのご紹介
・キャラクターアレンジ
海苔パンチで顔をつけるとかわいいキャラクターに! キャラクターおにぎりは、お弁当の主役になります。お弁当作りに余裕が出てきたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
キャラクターのおにぎりをお弁当に詰める際は、素手でベタベタ触ると傷みの原因になります。清潔な環境で調理するのはもちろんですが、できるだけ触れる時間を短くするようにしましょう。
海苔の顔パーツをつける時はピンセットを使うことをおすすめします。塩むすびでも十分美味しいので、着色のためだけに味が濃くなりすぎないように気をつけましょう。
・中に入れる具材アレンジ
梅、鮭、ツナマヨや昆布の定番具材。市販の佃煮や煮豆も味が濃く、我が家の子どもたちに人気の具材です。お子さまの好きな具材を入れてみるのもいいでしょう。
・混ぜ込み、のっけおにぎりアレンジ
ふりかけの混ぜ込みおにぎりはカラフルでかわいい印象に。
冷凍食品やパック惣菜を具材にしてボリューム満点なおにぎりも子どもたちが喜ぶおにぎりになります。
のっけおにぎりなどは、具材が大きいと食べづらいこともあるので、食事量が増えて、お弁当を食べるのに慣れてきたころに入れてあげると良いかもしれません。
・型を使って、時短おにぎり
おにぎり型を使うと、時短でおにぎりを作ることができます。
定番の三角おにぎりや俵型、ハートや星のかわいい型まで100均などで売っているので探してみてください。
型で作ったおにぎりの具材、鶏そぼろと卵そぼろの簡単レシピをご紹介します。おにぎりだけでなく、そのままご飯にのせたり、パンにはさんだりとなにかと使えるのでおすすめです。
《鶏そぼろ》
【材料】
鶏ひき肉 ── 250g
(a)砂糖 ── 大さじ2
(a)しょうゆ ── 大さじ2
(a)酒 ── 大さじ1
(a)みりん ── 大さじ1
(a)しょうが(チューブ) ── 小さじ1
【作り方】
1、鍋に材料を全部入れ、肉をほぐしながら調味料(a)をなじませる。
2、中火にかけ、菜箸で混ぜながらポロポロになって汁気がなくなるまで煮たら出来上がり。
《卵そぼろ》
【材料】
卵 ── 3個
牛乳 ── 大さじ1
砂糖 ── 大さじ1
みりん ── 大さじ1/2
塩 ── 小さじ1/4
【作り方】 1、卵をよく溶きほぐし、調味料も加えて、さらに混ぜ合わせる。
2、フライパンを熱し、薄く油(分量外)をしいたら1を入れる。
3、弱火で菜箸4~6本を使ってポロポロのそぼろ状になるまで火を入れたら出来上がり。
お弁当作りも品数だけが愛情ではないと思います。おにぎりだけの日があって良いのではないでしょうか。続くからこそ、無理をし過ぎないで頑張りましょう。次回は、時短簡単なおかずアレンジをご紹介します。
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