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Saturday, May 1, 2021

2021年GWおうちで観られる配信オリジナル作品 - IGN JAPAN

ゴールデンウイークにはふだんよりゆっくりと映画やドラマを観る時間がある人も多いのでは。話題の受賞作品や大人気作品、隠れた名作など、今すぐ配信サイトで観ることができるオリジナル作品をいくつかピックアップしてみた。気になっていた作品をこの機会に一気観するのもよし、新しい作品を観てみるのもよし。どの作品もサイトに登録していればクリックひとつでレンタル料金などなしに即再生できる。まずは無料トライアルで試してみるというのもありだろう。

Amazon Prime

『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』 映画

音楽に囲まれて日々生活しているドラマーのルーベン(リズ・アーメッド)は、ある日突然耳の不調に襲われる。徐々に聴力を失っていく彼の恐怖と不安、そして、これからどのようにして生きていけばよいのかという葛藤が描かれる。ルーベンの細かな心の揺れまで伝わってくるようなアーメッドの表情に引き込まれる。最初の異変からその後に至るまで、ルーベンの耳に聞こえている音そのままに聞こえてくるリアルなサウンドは、驚きとともに観ている人の心に響く。2021年アカデミー賞と英国アカデミー賞で、編集賞、音響賞を受賞。

『モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~』 ドラマシリーズ/シーズン1(8回)

ニューヨーク・タイムズ紙のコラム「Modern Love」に投稿されたエッセイにもとづく、8つのさまざまな愛のストーリー。1話完結のアンソロジー作品。現代のニューヨークを舞台に、さまざまな問題を抱えた登場人物たちがくり広げる物語が、ロマンチックに、ミステリアスに、コミカルに、シリアスに、そして、温かく描かれる。中でも、『パーム・スプリングス』のクリスティン・ミリオティ演じる主人公と彼女が住むアパートのドアマン(ローレンティウ・ポッサ)のちょっと不思議で親密な関係を描く"私の特別なドアマン"は秀逸。

『フランクおじさん』 映画

舞台は1973年。18歳のベス(ベスソフィア・リリス)は、ニューヨークに住むフランク伯父さん(ポール・ベタニー)が大好き。楽しくて思いやりがある伯父さんなのに、ベスのおじいちゃんはなぜか彼には冷たい。そこには家族の誰も触れない理由があった…… 。田舎と都会、セクシャリティ、宗教と慣習といったさまざまなことが、ベスの成長とともにすがすがしく描かれる。知的で繊細なフランク、賢く美しいベス、伯父さんのパートナーである明るく優しいウォーリー(ピーター・マクディッシ)、それぞれのキャラクターとお互いを思いやる3人の組み合わせが絶妙。

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Netflix

『都市を歩くように -フラン・レボウィッツの視点-』 リミテッドドラマシリーズ(7回)

ユーモアたっぷりの辛口作家フラン・レボウィッツとマーティン・スコセッシが、ニューヨークを話題の中心として語り合うドキュメンタリー。スマホも持たず、インターネットも使わないという、オリジナルなスタイルと視点を持つレボウィッツが放つトークと彼女が愛してやまないニューヨークの映像(撮影はパンデミック前)がこのシリーズの大きな魅力だが、彼女の話を聞くスコセッシの反応とその笑い声でなんとも楽しい気分になれるという作品でもある。


『プランク・エンカウンターズ -恐怖のドッキリ-』 ドラマシリーズ/シーズン1(8回)・シーズン2(7回)

「プランク」とは「いたずら」のこと。ターゲット以外はすべて俳優という環境で、何も知らない一般人のターゲットにいわゆる「どっきり」をしかける。ホラーやスリラーなど、毎回ストーリーの設定は異なる。知らぬまに登場人物となってしまったターゲットの恐怖と緊張が最高潮に達したところでプランクをばらしに登場するのは、『ストレンジャー・シングス』のゲイテン・マタラッツォ。最後は必ず笑いが待っているという良い意味で単純なおもしろさがあり、安心して楽しめる。


『このサイテーな世界の終わり』 シーズン1(8エピソード)・シーズン2(8エピソード)

自称サイコパスのジェームズ(アレックス・ロウザー)と爆発しそうな怒りを抱えたアリッサ(ジェシカ・バーデン)という17歳のふたりが出会って、行き当たりばったりの旅に出る。ところが、それがティーンの家出などという範囲を超えたとんでもないことに……。先の読めない展開に、観たこともないようなストーリー。ふたりのロードトリップを観ているうちに、奇妙なコンビがなんとも愛おしく感じられてくる。シーズン2では、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のナオミ・アッキーがかなり恐ろしい役どころで出演している。


Disney+

『トーゴー』 映画

1925年冬、アラスカの町ノームを恐ろしい伝染病が襲った際、悪天候のため飛ばせなかった飛行機に代わって、犬ぞりチームのリレーで血清が運ばれたという実話をもとにした物語。命がけの旅に出る犬ぞりの名手、セッパラ(ウィレム・デフォー)と12年間セッパラとともに働いてきた犬ぞりのリーダー、名犬トーゴー、そして、セッパラの妻(ジュリアンヌ・ニコルソン)とのきずなが描かれる。トーゴーはひたすら可愛く、デフォー演じるセッパラがかっこいいのだが、ふたり(ひとりと1匹)が実際のトーゴーとセッパラにかなりそっくりなことにも驚き。


『マンダロリアン』 シーズン1(8回)/シーズン2(8回)

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のあとの時代が舞台となる。銀河帝国の崩壊後、無法地帯となっていた銀河系で賞金稼ぎとして報酬を得ながら、そのアウター・リムをさまよっている一匹狼のガンファイター、マンダロリアン (ペドロ・パスカル)。「50歳の獲物」として捕獲を依頼されたザ・チャイルドこと、ベビーヨーダとマンドーの関係性が少しずつ築かれていく過程がとても楽しい。魅力的な新キャラクターも数多く登場、スカイウォーカー・サーガとのつながりもさりげなく、かつ、しっかりと感じられる。シーズン2の最後には、「スター・ウォーズ」ファンにはたまらないシーンも待っている。


『ワンダヴィジョン』 シーズン1(9回)

マーベル・スタジオが届けるDisney+オリジナル第1弾は、1950年代~2000年代までの各年代ごとに毎回変化するシットコム・スタイル。郊外で理想的な生活を送るワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)のふたりの日常がコミカルに描かれていくが、どこか不穏な匂いも……。時代ごとの空気感の再現度の高さは驚きで、1回に1シーズン分の力が注がれているのではないかと思うほど(実際そうかもしれない)。毎回違う主題歌とタイトルロールもそれぞれの時代の雰囲気を見事にとらえている。これまでのMCUを知っている人はもちろん、知らない人でもじゅうぶんに楽しめる作品となっている。


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