農林中央金庫は7月30日、主に非財務情報を紹介する「バリューレポート」を発行した。
同レポートは冒頭で、東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター 技術経営戦略学専攻教授の松尾豊氏と同金庫の奥和登理事長の対談「変化が加速している今、変わることはとても楽しい。」を掲載。"分進秒歩" で進化するAI研究の第一人者で、教え子によるスタートアップ起業の促進・支援でも知られる松尾氏と奥理事長が、変化を進める楽しみ、日本の農・食の大きなチャンスについて語り合っている。
また、農林中金の価値創造モデルとサステナブル経営についてその資源と強みや事業内容と成果、社会に提供するSDGsにおける価値などについて図と表をまじえてわかりやすく紹介。さらに「私たちのひととなり」と題して1923年の発足以来98年間、日本の農林水産業を支えるという使命を時代の要請に応じて果たしながら、自らを変革してきたその変遷をたどっている。
農林中金は、JA(農協)、JF(漁協)、JForest(森組)という系統組織との協働を通じて、地域社会・生活者・国土にさまざまな「価値」を提供してきた。その価値を生み出すために手がける3つの事業として、食農バリューチェーンをささえ、つなぎ、ひろげる「食農ビジネス」、JAバンク・JFマリンバンクの一員として多様な金融機能を提供する「リテールビジネス」、国際分散投資による高度な運用で安定した収益を還元する「投資ビジネス」について事例をまじえながら紹介している。
からの記事と詳細 ( 「バリューレポート」発行 AI研究の松尾教授と奥理事長が対談 農林中金 - 農業協同組合新聞 )
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