スーパー銭湯アイドル×ムード歌謡...唯一無二のジャンルを確立し、大ブレイク! 「紅白歌合戦」出場を4年連続で達成し、ますます勢いに乗る純烈が、生活情報番組「なないろ日和!」にゲスト出演。「純烈オススメの趣味SP」と題し、番組内で"今後やってみたい趣味"を明かしました。
「テレ東プラス」は、生放送後の純烈を直撃。彼らの趣味に対する思いやエピソード、近況までをとことん深堀り! ここでは、リーダー・酒井一圭さん、小田井涼平さんの趣味対談をお届けします。
「小田井は男らしいロマンを持っている」(酒井)、「趣味なのに、ストレスめっちゃ溜まってます(笑)」(小田井)
――番組でもお話されていましたが、酒井さんは"農業"、小田井さんは"車のレストア"にご興味があるそうですね。まずは酒井さんからお伺いしますが、農業に興味を持ったきっかけは?
酒井「純烈として全国を旅する中で、いろんな地域の田園風景や山岳部などを見てきました。実は幼少期からずっと"自然が多い場所で暮らしたい"という思いがあって。子どもの頃、山にカブトムシとかを取りに行くじゃないですか。そうすると広~い畑があって、"ここで何を育てているのかな?"と想像したりして。
歳を重ねるごとに農業に従事している方たちの尊さを感じるようになり、最近はスーパーで野菜を買うと、"自分も何か出来ないかな"という気持ちが芽生えるようになったんです。でも、何からスタートすればいいのか、知識もまったくなかったので、今回番組で"水耕栽培"を教えていただき、まずその手軽さに驚きました。これなら自分にもできるなと。
だいぶ前から妻がキッチンで豆苗を育てていますが、切って食べて、1週間くらい旅に出て帰ってきたら『めっちゃ伸びてるやん!』と驚くんですよ(笑)。そういう触れ方はしていましたが、今日はレタスなども簡単に水耕栽培出来ると知り、種の種類もたくさんあるので、やったら楽しいだろうなと思いました」
――酒井さんと農業、ちょっと意外な感じがしましたが、歳を重ねるごとに...というあたり、同世代としてとても共感します(笑)。
酒井「ねっ、わかるでしょ?(笑) 今はスケジュールが激しいのでなかなか難しいんですけど、東京は畑を借りるお金も高いから、いつか地方に畑を持ちたいです。家族や知り合いに、自分が作ったキャベツやレタスを振る舞えたらいいですよね」
――小田井さんは"車のレストアをやってみたい!"とのことですが、番組では物作りが好きな小田井さんに、"ペーパークラフト"を紹介しました。ご自身も、ペーパークラフトにはまっていた時期があるそうですね。
小田井「そうなんです。数年前ちょっとしたブームがあって、東急ハンズなどに行くと、ペーパークラフトのキットがたくさん売られているんですよ。3Dパズル的なものがインターネット上で公開されていたりもするので、自分でダウンロードして作ったこともあります。
昔、『新世紀エヴァンゲリオン』のペーパークラフトに挑戦したんですけど、曲面の塊なので死ぬほど難しかった! でも出来上がったらめちゃくちゃリアルで、離れて見たら"フィギュア?"と思うほどのクオリティでした。やったことのある方は分かると思いますが、定規をあてながらデザインナイフでパーツを切り出す作業が大変で...。でもそんな過程もとても楽しいです」
――創作中は何を考えていますか?
小田井「基本は何も考えてなくて、無の状態ですね。物作りはすごく時間がかかるし、今は妻もいるのでなかなか大作が作れなくて、作りたい欲望を1~2時間で完成するブロックなどで誤魔化しています(笑)。だけど本当は、延々作り続けていたい性格なので、車のレストアなど、1年くらいかけて完成させる作品にトライしてみたいです」
――純烈を続けながら大作に挑戦するとなると、奥様の理解が必要になりますよね?(笑)
小田井「そうですね。実は50歳になった時、"共通の趣味を持つとしたら何がいいか"夫婦で話したことがあったんですよ。その話し合いの中で、"今後趣味にするものは全て形に残るものにしよう"と決めました。
僕の父がそもそも家具職人で、趣味で作った作品が実家にたくさん飾ってあって。母は『お父さん、いらんもんばっかり作って...』とよくこぼしていましたが、僕は直接は言わないけど、『あーこの先、親父が死んだ時、これは全部残るんだよな』と思ったんです。そんな経緯もあり、自分も今後は形に残るものを趣味にしようと思いました」
――形に残るものを...とても素敵なお話ですね。そんな想いを知ったら、趣味に理解がない世の奥様方もきっと納得してしまいそうです(笑)。それではお2人にとって、趣味のメリットとは?
酒井「僕は完全に仕事をする動機になっていますから...。メリットだらけですよね」
小田井「客観的に見ててそうだもん!(笑)」
酒井「僕が今、純烈をやっているのは、間違いなく競馬が好きだったからなんですよ。じゃないと、結成前の入院中、夢の中に何度も内山田洋とクールファイブが出てくるわけがありません(※ボーカルの前川清さんは馬主としても有名)。前川さんからヒントを得て純烈結成に至ったので、もう何というか...趣味が人生になっちゃってますよね」
――酒井さんの競馬の趣味は、お仕事としてもプラスになっていますよね。テレビ東京スポーツ 「競馬好きママのスナック美馬女」へのご出演、「武蔵国府中大使」にも任命されましたし、馬主資格も取得しました。
酒井「競馬を好きになって長いので、粘り勝ちですよね。競馬のお仕事をさせていただく度に、自分でも『こんなに好きなんだ』と痛感します。
ちなみに、次の趣味として考えている農業でいうと、『売れない俳優はみんな農業やった方がいい』と思っているんですよ。自分も売れない時期があったので、仕事がなくてボーッとしているよりは農業をやった方が良かったなと後々思ったんです。農業のなり手も減っていると聞きますし、需要はあるんじゃないかな。自分自身も、最終的には土をいじる生活を送りたいので。だから僕の場合は、趣味=人生、そう言えるかもしれません。ゆくゆくは、
田中義剛さんの野菜版になろうかなと(笑)」
――小田井さんにとって、趣味とは?
小田井「僕は何かを作る趣味が多いんですけど、プラモデルにしても説明書通りには作らず、好きなようにアレンジしてしまうので、ゴールがないんですよね。そうなると自分との戦いで、どこかで妥協しないと終わらないんですけど、妥協するのが苦手。『前半ここまで頑張ったのに、後半ここで妥協するのか〜』とかね(笑)。物を作るのって、楽しさ半分苦しさ半分、そことの戦いだから面白い! 困難を乗り越えていく過程、忍耐、妥協..."内面的に育まれることは多いのかな?"と思います」
――本来、趣味はストレス発散の側面もあるかと思いますが、小田井さんの趣味との向き合い方はストイックすぎて、もはや芸術家というか...(笑)。
小田井「そういう意味で言うと、逆に趣味でめっちゃストレス溜まってますよ(笑)」
酒井「小田井は趣味の人としては不幸ですよね。家庭を持つと、なかなか大作も作れなくなるし...。これで良かったと思うよ!」
小田井「でもやっぱり...細かい物ではなく、大きい物を作りたいんだよね!」
酒井「もう岡本太郎さんになるしかないな(笑)。太陽の塔みたいなでっかい物を作ったらええやん」
小田井「デカすぎるやろ!(笑)」
酒井「小田井は、男らしいロマンを持ってるんだと思う」
小田井「以前、いらないダンボールが家にたくさんあって、それを遊びで組み合わせて、なんとなく動物っぽいものを作って飾っておいたんですよ。そしたら無言で捨てられました(笑) 。"あれ一応作品だったんだけどな"って...」
酒井「だってそれを褒めたら、あと3つくらい作るじゃん(笑)。平和な結婚とはそういうものです。夫婦はバランスですからね。両方がそういう趣味だったら、2人とも仕事せぇへんやろ(笑)」
――お2人からご覧になって、メンバーの趣味を"いいな"と思うことはありますか?
酒井「それは全く思わないんですね。そもそも純烈を結成する時、全くタイプが違う人を選んだんです。もしも同じ趣味の人がいたら、キャラもかぶるじゃないですか。だから、趣味も人柄もみんな違う方がいい! 小田井は物作り、白川(裕二郎)は釣りとDIY、後上(翔太)はUber Eatsとジャイアンツ、僕は競馬でそれ以外にはそんなに興味がない。唯一の共通点とは言えば、みんな好きなことがはっきりしていることくらい。
楽屋でも、小田井さんはずっと何かを作っていて、僕は地方競馬、後上はスポーツ中継を見てるかな? ストレッチするのは白川くらい」
小田井「白川は、唯一楽屋でできない趣味だからね。でも筋トレも、もはや趣味みたいなものか(笑)」
からの記事と詳細 ( 純烈・酒井×小田井が対談!「謝罪会見もしたし、メンバーは2人いなくなった...いろんなことがあったけ... - テレビ東京 )
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