3月、学生ダンサーの日本一を決める大会に出場した唐津市の辛川碧さん。
地元では、ダンサーを目指す子供たちのインストラクターとしても活動しています。
【辛川碧さん】
「いろんな世代の人に影響を与えられるようなダンサーになれたら」
Q福岡のスタジオにはどれくらい通ってる?
「週に2回です」
5歳の頃から取り組んでいるHIPHOP。身体のあらゆるパーツを使った振付が特徴で細かい指導が入ります。音を身体でどう表現するのかダンサーとしてのセンスが問われます。
【辛川碧さん】
「『ドン』という音を『パーン』と踊っても見えない、伝わらないだろうし動画撮って、見て、修正して繰り返し正解がないそれがダンスを続ける理由なのかな」
碧さんは、3月、学生ダンサーの日本一を決める全国大会に出場。目標の「優勝」を勝ち取ることは叶いませんでしたが九州予選を1位で通過し夢の舞台に立ちました。
【碧さんの先生kvbto(かぶと)さん】
「碧は、ジャンルに固執せず進化しようとしている自分の次の年代を支えてくれる子だと思う」
Q唐津からここまでどれくらいかかった?
「1時間半くらい」
碧さんは福岡大学の新3年生。福岡でのレッスンやダンスサークルでの活動もあるなか地元・唐津から通っています。
【幼馴染】「一生懸命で抜けているところも…」
Q福岡で一人暮らしをした方が楽なのでは?
「唐津でもやりたいことがいっぱいって…」
唐津でやりたいことそれは、週4回公民館で開いている子供たちに向けたダンス教室です。
【辛川碧さん】
「唐津は特にまだダンスが盛んではないからもっとダンス人口を増やしたり唐津にわざわざダンスをしに来るような街にできたらいいな」
碧さん自身、幼いころから環境が万全とはいえない公民館や会議室などで練習に励んできました。ダンサーになる夢を環境によって諦めてほしくないという願いがあります。
【生徒2人】
「めっちゃ楽しい音の取り方を擬音で教えてくれるので分かりやすい」
「ダンサーを目指している続けられなくなりそうだったけど続けられてとても楽しい」
レッスンは口コミで広がり生徒数は、最初の1人から今ではなんと120人ほどに。練習で使う鏡も、公民館の館長などの支援者により増えつつあります。
学生の頂点をめざし来年も全国大会への出場を目指しています。そして卒業後も地元・唐津でのインストラクターを続け、本格的にダンスを仕事にしていく予定です。
【辛川碧さん】
「本気でダンスやれる仲間を唐津で見つけられたらいいし育てられたらいいなと仲間に出会うためにもずっと唐津で頑張りたい」
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