コイを放って雑草を生えにくくする昔ながらの米作りに取り組んでいる松本市の水田で、地元の保育園児が役目を終えたコイのつかみ取りに挑戦しました。
松本市今井地区の農家で作るグループでは水田にコイを放って泥をかき混ぜさせることで雑草を生えにくくする昔ながらの米作りに取り組んでいます。
稲刈りを控えた水田には、2日、地元の今井保育園の子どもたち21人が集まり、役目を終えたコイのつかみ取りに挑戦しました。
ことし7月に放たれたおよそ700匹のコイは、体長15センチほどに育っていて、子どもたちは泥だらけになりながら、夢中でコイを追いかけました。
はじめは、コイの素早い動きになかなかついていけず苦労していましたが、上手に捕まえることができると大きな声をあげて喜んでいました。
子どもたちは「ゆっくりコイに近づいて捕まえました。とても楽しいです」とか、「コイがツルツルして大変だったけど、捕まえることができてうれしい」などと話していました。
催しを企画した農家のグループの櫻井理会長は「この体験を通じて米作りに興味を持ち、たくさんお米を食べてくれたらうれしい」と話していました。
子どもたちが捕まえたコイは別の水田に放たれるほか、一部は保育園に持ち帰って飼育するということです。
からの記事と詳細 ( 園児が田んぼに放たれたコイのつかみ取りに挑戦|NHK 長野県のニュース - nhk.or.jp )
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