高校生4人の青春時代を描いた『ふりふら』。高校卒業から月日も長く経過していないこともあって、秘密や悩みを抱える彼らの“青春”に共感できる部分はあったのだろうか。
「私は男の人と話すのがあまり得意ではなかったので4人のような恋的な思い出はあまりないのですが、本当の自分を出せる友達をつくることができ、みんなでカラオケに行ったり、お祭りに行ったり、人狼ゲームを騒ぎながらやったりと、とても楽しかったです。何気ないことを話すだけでもとても楽しかったのを覚えています。みんなに毎日会えた高校時代に戻りたいと今でも何度も思います」と笑顔で回顧。青春の思い出は忘れられない、かけがえのないものだと話してくれた。
鈴木は人気声優・川澄綾子、花澤香菜らが在籍している大沢事務所所属の新人声優。今作で劇場アニメ初出演を果たし、オーディションにて満場一致でWヒロインの1人・由奈役に選ばれた。役名があるキャラクターを演じるのも初だというが、出演が決まった時はどのような心境だったのか。
「最初は信じられませんでした。親子で好きな作品ということもあり、選ばれたことはとてもうれしかったのですが、アフレコ経験が少ない私で本当に良いのか、私にできるのかとても不安でした」と告白。咲坂作品に出演する喜びを感じつつも、その世界観の表現にプレッシャーがあったと明かした。
自身にとって由奈は大切なキャラクターとなったが、役作りや演じたうえで気づいた彼女の魅力はどこだろうか。夢見がちで恋愛に対して消極的な部分は、思わず共感してしまいそうだ。
「誰かのために自分から行動できるところが魅力的だと思います。優しいところも魅力的だと思いますがそれだけでなく、自分がつらい時でも誰かのために行動できる由奈ちゃんは本当にすごいと思います」。「理央くんと由奈ちゃんがお互いを探して学校を走り回るシーンが印象深いです。その時に理央くんと由奈ちゃんの思いがモノローグとして語られるところのセリフも印象に残っています。音楽、映像すべてが合わさりとても良いシーンとなっているので見どころです」。
恋愛などを通して高校生たちが成長していく様子を描いている『ふりふら』。大学に通いながら声優業をしている鈴木だが、声優を志したきっかけと将来像について最後に聞いてみた。
「小学生のときから大好きな作品があり、落ち込んだ時やつらくなった時にその作品や曲に救われたことがあり、私も誰かにそう思ってもらえる作品に関わりたいと思い声優を目指しました。由奈ちゃんのような性格とは真逆の子など、さまざまな役に挑戦したいです。また人としても尊敬できる声優になりたいと思っています」。
声優になった今、今度は自身が“救う立場”“人の人生に関わる立場”と意気込む鈴木。大きな第一歩を踏み出し、これからどのような道を進んでいくのか目が離せない。
■『思い、思われ、ふり、ふられ』作品概要
実写映画化もされた漫画『ストロボ・エッジ』『アオハライド』の系譜を継いだ咲坂伊緒氏の“青春三部作”の最終章。『ストロボ・エッジ』が「-ピュアがリアルを変えていく―」、『アオハライド』が「-リアルがピュアを求める―」に対して、『ふりふら』は「-ピュアとリアルがぶつかり、成長する―」で、三部作を通して“ピュアとリアルで揺れ動く青春”を描く。Wヒロイン・山本朱里役を潘めぐみ、市原由奈役を鈴木毬花、男性キャラクター・山本理央役を島崎信長、乾和臣役を斉藤壮馬が務める。(※島崎の“崎”は正しくは“たつさき”)
(C)2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (C) 咲坂伊緒/集英社
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August 08, 2020 at 10:30AM
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