すごく地味な話なんですが、テキストの文字数を数えたいという場面がごくたまに、でも意外に何度もあるんです。 【この記事に関する別の画像を見る】 一番大きいのがこういった、Webの記事を書く場合ですね。ライターの方(あ、私もその端っこ?)は原稿と文字数の感覚をよく知っている方が多いですね。またイベントなどでは“400文字以内で登壇内容の概要をお願いします”みたいな依頼も多いです。 まぁなんで、普通の人は文字数を数える機会はそれほどないかもしれませんが。 ■やりたいこと ということで実現したいのはこんな感じ ・テキストをコピーしてクリップボードに保存 ・クリップボードに保存された文字の文字数を数える ・必要があれば貼り付けもありだが、できれば手数を減らしたい ・できたら全角半角関係なしの文字数 ・文書を更新してサイドカウントする場合も考慮する ■多分、一番有名なのは「Word」 私も一番初めに思いつく方法といえば、「Microsoft Word」です。「Word」には文字数を表示する機能が昔から備わっています。ウィンドウ下のステータスバーの左側に文字数が表示されます。また文字数をダブルクリックするとダイアログボックスが現れ、より細かい文字数の情報が表示されます。 この場合の手数は、以下の通り4手となります。 ・文字列をコピー ・「Word」を起動 ・新規文書を作成 ・文字列を[テキストのみを貼り付け]で貼り付ける そして、再度計算する場合は「Word」を起動したままにしておけば2手で済みます ・貼り付けた文書をすべて選択([Ctrl]+[A]キー) ・文字列を[テキストのみを貼り付け]で貼り付ける この方法はけっこう現実的ですが、もちろん有料の「Word」が必要ですし、ちょっとだけ時間がかかります。 ■テキストエディターには大概その機能がある ライターさんの多くは、自分の好みのテキストエディターを使っているケースが多いです。高機能なエディターには文字数をカウントするような機能は大概備わっているでしょう。例えば昔からユーザーが多い「秀丸エディタ」などは、デフォルトでは文字数表示はありませんが、設定することで全体の文字数や、選択範囲の文字数を表示することができます。 自分のエディターにこういった機能がついているならば、これで終了です。 ■一般ユーザーならWebサイトが一番簡単 Webサイトにも、文字数を数えてくれるサイトがいくつもあります。検索して使ってみて一番良さそうなところをブックマークしておくといいでしょう。どういったサイトが良いかというと、やっぱりできる限り手数が少ないほうがいいですね。よくあるのがこのような手順です。 ・ページをひらく ・文字列を貼り付けるテキストボックスをクリックする ・貼り付ける ・カウントボタンを押す で、下記サイトはこの手順を減らす工夫がされています。ページを表示するとはじめからテキストボックスにカーソルが移っていて、更に貼り付けた瞬間にカウントされます。つまり手順はこれだけ。 ・ページをひらく ・貼り付ける ・文字数カウント もちろんこのサイトでなくても他にも沢山良いサイトはあります。色々使って探してみましょう。 ■もはや開発ツールでは無い?「Visual Studio Code」で文字数カウント 実は最近「Visual Studio Code」で原稿を書いている人が増えている気がします。実は私もこの現行を「Visual Studio Code」で書いています。 「Visual Studio」といえばアプリ開発用のツールでプログラムコードを書くツールです。「Visual Studio Code」はその無料版というイメージがありますが、プラグイン機能によりさまざまなプログラム言語に対応し、入力補完や文法チェックをしてくれます。そこにはプログラマーが使っている文書記述用言語Markdownもあります。そして、最近はWeb用の記事でもこのMarkdownが使われることが増えており、「Visual Studio Code」を使ってMarkdownで記事を書くというスタイルが一部で普及しつつあります。 「Visual Studio Code」にも標準では文字数をカウントする機能はありませんが、拡張が容易なアプリなので、もちろん文字数カウントのための拡張機能も公開されていました。 「CharacterCount」・CharacterCount - Visual Studio Marketplace この拡張機能を組み込むことで、画面左下に文字数が表示されるようになります。ホント助かります。そろそろ2,000文字になりますね。 ■標準機能では文字数カウント機能がない できれば、Windows 10の標準機能で対応したいところですが、文字を扱う標準機能である「ワードパッド」や「メモ帳」では文字数をカウントする方法はありませんでした。(多分w) どちらも、カーソル位置を検出してくれるのですが、文字数をカウントする機能は無いんです。これはちょっと残念。 ■文字数カウントコマンドを作る しかし、実はPowerShellにデータをカウントするため関数“Measure”というものがあり、オプションで“Character”をつけることで文字数をカウントしてくれるようになります。これを使ってコマンドを作りました。 @echooff powershell-command"gcb|measure-Character" pause コレをコマンドファイルとして作成しましょう。と言っても簡単です。 ・「メモ帳」で上記コマンドを記述 ・ユーザーフォルダー(C:Usersユーザー名 か %USERPROFILE% )に“count.cmd”として保存 これだけです。準備が完了しました。実行するときはこの手順で行います。スタートメニューからマウスでもできますが、面倒なので基本的にはキーボードだけでやるイメージです。 ・文字数を数えたいテキストをクリップボードにコピー ・ファイル名を指定して実行を開く([Windows]+[R]キー) ・“count”と入力して実行 これで、勝手にコマンドプロンプトが起動してクリップボードに保存されたテキストを読み込んでカウントしてくれます。 確認したら[Enter]キーを押せばウィンドウが消えますので、なれると便利です。特にキーボードで何でもやる方にとっては。 ■にゃんとも、自己中が一番! で結局どれがいいかというと“自分が使っているエディターでカウントする”というのが一番。秀丸でも「Visual Studio Code」でも自分が使っているエディターで文字数カウント表示ができればOK。もし残念ながらそういった機能がないなら、お手軽なのはWord、キーボード重視派ならぜひコマンドをつかてみてください。 猫でも人でも、一番愛着のあるもの好きなものが一番なんです。
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August 14, 2020 at 04:57AM
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文字数を数えたいだけで「Word」を起動するのは面倒 ~もっと効率がいい方法がいろいろあります(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
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