12月18日(金)からディズニープラスで独占配信される「ブラック・ビューティー」より、主演マッケンジー・フォイのインタビューが到着した。
名作「黒馬物語」がマッケンジー・フォイ(『くるみ割り人形と秘密の王国』)主演で蘇る!
――美しくて感動的で素晴らしい映画でした。
マッケンジー・フォイ(以下M):ありがとう!
――どのようにこの映画にキャストされたんですか?また、役をオファーされた時どう感じましたか?
M:脚本が送られてきて、とても興奮したわ。私は「Black Beauty」が子供の頃に大好きだったの。だから脚本を読むことにすごくワクワクしたし、それが素晴らしくて、まさにこういう作品であって欲しいと思うものであることを願っていた。読み終えるまでに、すごく泣いてしまったわ。なぜなら、すべてが私が望んでいたもので、それ以上だったからよ。その後でアシュリー(・エイヴィス監督)に会ったの。この映画には、とてもたくさん信じられないほど素晴らしいことがあった。私はこの映画に関わらずにいられなかったの。
――原作を読んでいたんですね?
M:ええ、子供の頃に読んで大好きだったわ。あまりに何度も読んだから、バラバラになってしまった本の1冊だった。間違いなく、私の大好きな本の1冊よ。
――同じ原作を元にした映画やテレビがたくさんありますが、これまでに映像化された作品は観ましたか?
M:ええ。実写映画からアニメ―ションまでたくさん観たわ。私は「Black Beauty」が大好きだから、ブラック・ビューティーが出てくる作品はどんなものでも「ああ、これを観なくちゃ」って感じだったのよ(笑)。
――この役はこれまでに演じた役とはどう違いますか?この作品は、あなたにとってとてもスペシャルのようですが。
M:とてもスペシャルだったわ。本当にスペシャルなプロジェクトだったの。この映画は、私にとってとても重要な意味がある。ジョーはこれまでに私が演じた役の中で、もっとも私自身のパーソナリティに近いと思うの。だから、キャラクターに取り組むのに、これまでやったことがないほど自分自身の個人的なところにもっと深く飛び込んで、キャラクターと私自身のパーソナリティのバランスを見つけていくのは興味深かった。私にとってとてもユニークだったわ。
――撮影中にジョーと馬の“ビューティー”との絆を演じるために意識したことはありますか。
M:撮影を始める前に南アフリカで、馬のチームと準備をする時間が2週間くらいあったの。トムとコディは、リバティ・トレーナー(馬に引き綱をつけず自由にした状態で行うトレーニングを行うトレーナー)だったの。彼らと約2週間過ごして、馬の乗り方や走り方、彼らの感情の読み方などを学んだの。リバティー・ワーク(馬の自由意志を尊重する訓練のスタイル)とそれらが、撮影するとき私たちにどのように影響するかについて学んだの。とてもクールで楽しかった。私はこれまでに一度もあれほど明確に、エモーショナルなシーンを動物と演じたことがなかったの。だから、彼らの感情の読み方を学ぶのはとてもクールだった。私が一緒に仕事をする馬はジェニーという名前だったのだけれど、彼女の感情をどのように読むかなど、そういったすべてのことを学ばないといけなかった。とても楽しくて、ユニークな経験だったわ。
――現場でジョーとして演技している時に、特に何か意識したことはありましたか?
M:馬たちと仕事をすることでクールなことは、彼らはやっぱり馬だということよ。たとえ彼らがすごく訓練されていても、時々彼らはとても美しく自然で思いがけないことをやるの。だから、彼らがやっていることを意識して追うようにすることね。シーンの中の彼らの感情を追いかけて、それに合わせて演じるようにするの。自然な瞬間とたわむれて、それをすでに脚本にあることと組み合わせようとするのよ。そういうことをするのはとても楽しかったわ。
――撮影中、印象的だったエピソードや共演者との思い出があれば教えて下さい。
M:この映画のキャストは、とても素晴らしかった。私たちは撮影中ずっと農場や馬小屋にいたの。彼らと一緒に過ごしたりストーリーを交換しあったりするのは楽しかったし、とても素敵だったわ。
――アシュリー・エイヴィス監督が、海辺のシーンはあなたが実際にスタントをしたと話していました。
M:ええ、あのシーンはとても楽しかったわ。私の撮影最終日は、ブラック・ビューティーと海辺を疾走することだったのよ。最高に素晴らしかったわ。基本的に丸一日、海辺を走って過ごしたの。夕焼けのショットを撮影する時、コディが私のところにやってきて「オッケー。準備はいい?手を離すところをこれからやるよ」って言ったの。私は「イエス!やりましょう!」って感じだった。ものすごく速く走っていて、私の下にいる馬のパワーを感じるという稀な瞬間だったわ。そして手綱から手を放し、すべての信頼を馬に置いて飛んだの。ただ解き放ったのよ。素晴らしいフィーリングだったわ!
――ケイト・ウィンスレットのブラック・ビューティーとしてのナレーションは素晴らしかったです。ケイトと話す機会はありましたか?
M:いいえ。実は、一度もケイトと会ったことがないの。でもすごく素敵だと聞いているわ。
――近い将来会えるといいですね。本作の見どころを教えてください。
M:人々に愛されている古典作品の現代版で、これまでに作られたことがないやり方で作られているわ。友情や優しさ、馬との絆について描いたエキサイティングな映画なの。本当に美しいショットがいくつかあるの。それからこの映画には、馬たちによる驚くべきことがたくさんある。馬たちが実際にやったのよ。ビューティーと彼女の人生の素晴らしい冒険のストーリーなの。
――楽しみにしているファンにメッセージを。
M:原作と同じように本作のとても大きなメッセージは「優しさ。共感すること。思いやり。尊敬」なの。観てくれた方々がそういうメッセージを受け取ってくれたらいいなと思うわ。また、人間や動物とどう向き合うかということが、人々の長い人生に影響を与えるということに気づいてもらえたらいいなと思う。すべての生き物に対していつも優しく接し、敬意を持ち、思いやりを持つべきだということをわかってもらえることを願っているわ。
――撮影後、馬を引き取ったそうですね。
M:ええ。ずっと馬に興味があったの。この映画を通じてジェニーと仲良くなって、いろんな種類の馬術を学び、馬がどれほど素晴らしくスペシャルかということを知った。それで、自分自身の馬を持たずに『Black Beauty』の後も、乗馬を続けていたの。私たちはお互いに偶然巡り合ったのよ。それから私たちは一緒に走っているの。彼を引き取って約1ヶ月か2ヶ月、名前はドン。とても楽しいわ。
――この映画はディズニープラスで公開されますが、ディズニープラスについてはどう思いますか?
M:私はディズニープラスが大好き。熱烈なディズニー・ファンなの(笑)。「マンダロリアン」が大好き。それから「マーキュリー・セブン」を見始めたの。それもとても良く出来ているわ!
『ブラック・ビューティー』
ディズニープラスにて12月18日(金)より独占配信
【STORY】野生の黒馬”ブラック・ビューティー”は商人に捕獲され、家族と引き離されたことで心を閉ざしていた。買い取られたバートウィック厩舎で、親を失い心に深い傷を負っていた少女ジョー・グリーンと運命の出会いを果たす。反発しながらも徐々に安らぎを見つけ、ふたりは互いに深い信頼関係を築く。しかし幸せな時間は長く続かず、人間の都合によって引き離されてしまうブラック・ビュ ーティーとジョー。様々な場所で理不尽な仕打ちを受けながらも、ジョーと交わした約束と希望だけを信じて立ち向かうブラック・ビューティーは、果たして本当の居場所にたどり着くことができるのか―。
からの記事と詳細 ( ディズニープラス独占配信「ブラック・ビューティー」主演マッケンジー・フォイ インタビュー - スクリーンオンライン )
https://ift.tt/2INw1fg?
No comments:
Post a Comment