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Friday, June 11, 2021

この夏、電力逼迫+電気代アップ…簡単節約術を紹介 - テレビ朝日

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
東京都心は3日連続で真夏日となりました。今週からエアコンを使い始めた方も多いのではないでしょうか?そこで今日はこちら!電気代が今年家計を直撃するかもしれません!真夏の電力事情に黄色信号がともっています。

まずは電気代、1月から見てみるとじわじわ値上がりしているんですよね。一般家庭の平均モデルの場合で、もちろん使用電力は一定なんです。それでも1月と7月を比べると、600円ほど値上がりしているんですね。なぜこれだけ値上がりしたのか?
(ENECHANGEによると)その理由は原油価格の高騰にありまして8月も原油の値上がりが続くのではと言われているので、電気代も高くなりそうですね。

(小松靖アナウンサー)
原油が高くなってきているのは色んな要因がありますけど、各国コロナが落ち着いてきて経済活動が再開している。人間が活動するということは原油も使いますから、いい事ではあるんですけど、いろんな価格にはね返ってきますよね。

(大木アナ)
原油で一番思い浮かぶのは、ガソリン代。それだと車を持っていないと関係ないというかもしれませんが、でも原油高は電気代にも影響与えている。電気代はみんな逃れられないですからね。

(林美沙希アナウンサー)
結構、値上がっているんですね

(大木アナ)
実は電気にまつわるこちらも問題なんですね!経産省が今年の夏の「電力需給」がここ数年で“最も厳しい水準”になる見通しを出したんです。この数字、「予備率」といいまして、電力供給にどれだけ余裕があるかを示すものなんですが…

東京の電力予備率 7月予測→3.7% 8月予測→3.8%

安定供給に最低限必要とされているのが3%と言われていますので、もう本当に予測より逼迫してしまえば需給のバランスが不安定になり、最悪の場合停電してしまう可能性も。

ちなみに、夏は大体これくらいかと思うとそうではないんです。去年は…

東京の電力予備率 去年7月→7.1% 去年8月→6.4%

今年はいかに電力が逼迫する予測となっているかわかると思います。

(小松アナ)
これ、電力価格と関係なく需給ですから、発電が多ければ余裕が出ますよね。理由は発電量が少ないってことなんですか?

(大木アナ)
電力逼迫の背景は、少し理由が違いまして、脱炭素化や老朽化によって火力発電所が休止や廃止が多くなって縮小傾向にあるんですよ。こうした理由もありまして、真夏の電力の需要に供給量が追いつかないということになりそうなんです。

ということで今年の夏は、「電気代UP」に加えて「電力逼迫」ということでどうしたって節電せざるをえない夏になりそうです。で、真夏の電気代の6割がエアコンと言われているので、エアコンの使い方うまくなりたいですよね。おさらいしましょう。

※エアコンの節約術(1)帰宅したらまず熱気を逃すことが大事

そしてそこからエアコンをつけるんですが…

※エアコンの節約術(2)風量設定は「自動」がいい

やっぱり節電と思うと、「微風」にしたり「弱風」にしがちなんですが、やっぱり温度を下げていくはじめに電力を使いますので、最初に「強風」でバッと冷やした方が効率がいい。「微風」だと時間ばっかりかかってしまうんです。

(小松アナ)
私はいつも「強」にしてるんですがダメですか?

(大木アナ)
「強」もいいんですが、今度室温が下がりきった後も「強」だともったいないので、そのあたりを自動でやってくれる「自動」がいいということです。

※エアコンの節約術(3)30分程度ならつけっぱなしに

室温が一度上ってしまうとそこを下げていく時にまた電気代が一番かかるので、実験の結果、コンビニに行く30分程度ならつけっぱなしの方がお得です。

(小松アナ)
みんなが賢く使うと、さっきの電力予備率3%台というのも少し上がるかもしれないですね。

(林美沙希アナ)
ちょっとした努力が必要ですね。

(大木アナ)
ただ暑さがありますから、エアコンを使わないのではなく、上手に使うことは絶対守っていきたいですね。電力を大切にしていきましょう。以上、今日のトレバズでした。 

(「スーパーJチャンネル」6月10日放送分より)

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