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Sunday, October 2, 2022

『キャシアン・アンドー』善人? 悪人? 正体不明の“重要キャラクター”について|オリコン|北國新聞 - 北國新聞デジタル

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信中のオリジナルドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』。第4話までに登場したキャラクターの中で、間違いなく“重要キャラクター”であるルーセン・レイエルについて、演じている名優ステラン・スカルスガルドは「僕が演じるルーセンはとても複雑で多くの矛盾を抱えており、いろんな側面を持つ興味深い人物だよ」と語っている。※この記事は第1話と第3話のネタバレを含みます。

【画像】『キャシアン・アンドー』場面写真

 『キャシアン・アンドー』は、極秘チーム“ローグ・ワン”で命がけのミッションに挑んだ名もなき戦士たちの一人であり、情報将校として活躍したキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)が主人公。『ローグ・ワン』、そして、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)の5年前、帝国軍が銀河を支配する暗黒の時代を舞台に、これまで「スター・ウォーズ」の歴史において常に要となる存在であった反乱軍の誕生秘話が明かされる。

 第1~3話では、『ローグ・ワン』の5年前を舞台に、キャシアン・アンドーが妹を探しているところから物語は始まった。キャシアンは立ち寄った店で、因縁をつけてきた2人の男を殺してしまう。帝国保安当局の捜査が迫る中、キャシアンは逃亡資金を作るため、帝国から盗んだ箱をある人物に売ろうとする。買い取りに現れたのが、怪しげな雰囲気をまとうルーセン・レイエルだ。

 キャシアンが帝国に潜入して厳重に保管されていた箱(スター・パス・ユニット)を手に入れた話を聞いたルーセンは、キャシアンの“才能”を見抜き、一緒に行動することになる。だが、ルーセンはキャシアンの父親が亡くなったことを知っており、「私は知ってるんだ、君のすべてをな」と、なぜか昔からキャシアンのことを知っていることを示唆。ルーセンが何者なのか、彼がどういう背景を持つ人物なのかは不明だが、今後キャシアンが反乱軍と深く関わっていく上で重要な役割を果たすことは間違いない。

 ルーセンを演じるステラン・スカルスガルドは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのオーランド・ブルーム演じるウィルの父ビル・ターナー役や、「マイティ・ソー」シリーズのエリック・セルヴィグ博士役などで知られる。

 彼はルーセンの“善悪が曖昧”な所が魅力に思ったそうで「私は善人や悪人という概念が嫌いなんです。だから、ルーセンの曖昧さに興味を持ちました。彼は二重生活をしているのか、三重生活をしているのかわかりません。彼は二面性のあるキャラクターで、二つの異なるキャラクターの間を行き来しながら演じるのはとても楽しいことでした」と明かしている。

 第4話では、ルーセンのもう一つの顔が明らかに。『ローグ・ワン』から続き脚本を手掛けたトニー・ギルロイは、ルーセンのキャラクター性について「彼は多くの登場人物をつなぐキャラクターであり、信じられないほどの強さで革命に臨みます。彼には秘密の正体がありますが、これまで銀河系で人材をスカウトし、人間関係を構築して巨大なネットワーク網を持っているのです。彼がキャシアンを見つけたこの出会いのタイミングは、二人にとってとても運命的なものでした」と語っている。

 反乱軍の形成に関わるルーセンの秘密の正体とは? そしてキャシアンとどんな関係を築くのか? 2人のドラマはこれからが本番だ。

第3話より、ルーセン・レイエル、キャシアン・アンドー=「スター・ウォーズ」実写ドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』ディズニープラスで配信中(C)2022 Lucasfilm Ltd.

第3話より、ルーセン・レイエル、キャシアン・アンドー=「スター・ウォーズ」実写ドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』ディズニープラスで配信中(C)2022 Lucasfilm Ltd.

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