イヤホンらしからぬイヤホンです。
気鋭のブランドNothingのプロダクト第一弾! デザインがユニーク! 100ドルでノイキャン! などなど、かなり話題先行気味なワイヤレスイヤホン「Nothing ear (1)」が、編集部にも届きました!
ぶっちゃけまだペアリングもできてないんですけど、まずもうデザインがユニークすぎてやべぇです。写真バッチバチ撮ったので、フォトレビューしていこうじゃありませんか。
開け方えぐい
まずこの開け方見てくださいよ。
パッケージをね、ビリビリっとやぶかせるんですよ…タバコのように…。もうこのへんの出会い頭デザインから攻めまくりなんですが、中古で売りにくいのは間違いなし。箱保管派の人は断腸の思いでビリっといっちゃうか、カッターナイフで丁寧丁寧丁寧に開けるかで。
なかなかにインパクトがある姿。
同梱物はスタートガイド、マニュアル、イヤーピース3種類、充電ケーブル(Type-C to Type-A)。ガイドのフォントも電光掲示板っぽいNothingのフォントと同じなのが凝ってますね。読みにくいけどだいたいわかる。
ケーブルのデザインもややユニーク。ケーブル部分はファブリックにビニールでカバーされていて、端子側の形状もなんだか不思議な感じ。短いケーブルはいつだってありがたいんだ。
どこに置いてもサマになるケース
透明のケースはすごく印象的。とはいえこれ、写真で撮るとめちゃくちゃ映えなんですけど、実物はもっと親近感があって、EarPodsのケースに似てます(白いパーツと透明カバー)。チープさはあるけど、オシャレでもある。ラグジュアリーだけど、安っぽそうでもある。そんなアンビバレントなデザイン。
イヤホン本体を取り出すとこんなかたち。R側にはイヤホン本体とケース共に赤い丸があしらわれており、RやLといった文字表示はありません。全体的に文字情報を廃している印象。
ケースのフタには丸い凹みがあって、ここが持った時の安定性&ケースの向き確認に便利。デザイン上のアクセントにもなっていて、光が当たるととにかく綺麗に反射します。
イヤホンの形状はAirPods Pro系のカナル型うどんスタイル。うどん部分に「Nothing ear (1)」とテキストが見えますが、パッと見だとサブディスプレイのように見えつつも、普通のプリント表示です。初めて写真見た時、ここがサブディスプレイかと思って驚いたものです。ガラケーのサブディスプレイみたいなね。
充電端子はココ。全体的に、ケース内には使われていない余りスペースが多いんですが、こういう非合理なデザインも悪くないですね。最近の完全ワイヤレスのケースはどれもぎゅうぎゅうに詰め込まれてるので、逆に新鮮。
イヤホン本体はクリアパーツのおかげで基板がむき出し。クリア素材って昔は流行ってたけど、2021年においてはリバイバル的な目新しさがあります。透明のバッグなんてのもありますしね。iMacしかり、プラモデルの限定カラーしかり、状況によってはバシっと刺さるけど、多用すると胸焼けしちゃうのがクリアパーツよ。
持ってみても肌なじみは良さげ。プロトタイプ感というか、なんか不思議な佇まいではあります。ガジェットと言われて想像するイメージからは明らかに遠い、異質なガジェット感を放ってますね。カッコいいのは間違いない。
しかも、耳に装着するともっとカッコいい。クリアパーツのすべすべした質感のおかげか、タッチ操作の感度も良いです。音質については後日ちゃんとレビューしますね!
ツートーンの存在感と、基板のメカメカしさのコントラストよ。
外で取り出すならこんな持ち方かな。フタのマグネットも強力で、勝手に開くことはないでしょう。
薄型なのでポケットインも問題なし。でも、クリアパーツならやっぱり傷は気になりますね。スレ傷が増えてきたら白くなっちゃわないだろうか。むしろそれも経年劣化感があってカッコいいのかなぁ。
なんせ、これほどまでに置くだけで画になるワイヤレスイヤホンは、今までになかったと思います。最近はアクセサリー的に楽しめるワイヤレスイヤホンも増えてきましたが、これはアクセサリーというかインテリアというか…なんだろう、未来ガジェット的な楽しみ方?
価格も1万2650円とノイキャン搭載機種にしてはお値打ちなのも魅力。価格相応のチープさを魅せるデザインに利用したというと一番しっくり来ますね。なるほど、確かにその考えは新しい。今までにNothing!
からの記事と詳細 ( 未来から来ました感がスゴい。話題のワイヤレスイヤホン「Nothing ear (1)」フォトレビュー - GIZMODO JAPAN )
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