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Tuesday, October 22, 2019

即位礼の夜のハイライト「饗宴の儀」 遅くまで祝宴 - 日本経済新聞

即位礼の夜のハイライト「饗宴の儀」 遅くまで祝宴 - 日本経済新聞

饗宴の儀のため皇居に入る天皇、皇后両陛下(22日午後)

饗宴の儀のため皇居に入る天皇、皇后両陛下(22日午後)

天皇陛下の即位を祝う22日の一連の行事の中で、夜のハイライトとなるのが「饗宴(きょうえん)の儀」だ。世界中から訪れた元首や王族を天皇、皇后両陛下が手厚くもてなす。祝宴は夜遅くまで続く。

出席者はまず、皇居・宮殿の「竹の間」で両陛下とあいさつを交わされる。その後、日中に陛下が即位を宣明された「即位礼正殿の儀」の舞台となった、宮殿内で最も格式が高いとされる「松の間」へと移動し、陛下が上られた高御座(たかみくら)と、皇后さまが上られた御帳台(みちょうだい)を見学する。さらに「春秋の間」に移って食前の飲み物を取り、宮内庁の楽部が演じる舞楽を鑑賞する。

その後、主会場となる「豊明殿」でメインの食事となる。豊明殿は広さ915平方メートルと宮殿内で最も広く、国賓を迎えた宮中晩さん会などでも使われる。

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豊明殿での食事が始まるのは午後9時ごろ。天皇陛下はえんび服、皇后さまはロングドレスを着用され、皇族方も同席される。天皇陛下は天皇が装着する最高の勲章「大勲位菊花章頸飾(けいしょく)」を首から下げられるなど、皇族方は各種の勲章も身にまとい、華々しい雰囲気の中で祝宴が進む。食事の最中も雅楽の演奏が行われる。

1時間ほどで食事を終えると、再び春秋の間に移り、食後の飲み物を口にしながら立食で懇談する「後席」が行われる。豊明殿での宴席は着席形式で行われるため自由な移動ができず、席が離れた賓客は両陛下と自由に会話を交わすのが難しい。このため立食形式で2次会に当たる後席を開催することで、懇談の機会を確保する。

最後は両陛下が外国賓客とお別れのあいさつをされる。すべての日程が終了するのは午後11時ごろとなる見通しだが、別れを惜しんで話し込む賓客も多いとみられ、予定より時間がかかる可能性もあるという。

饗宴の儀が行われる皇居・宮殿に入る安倍首相夫妻(22日)

饗宴の儀が行われる皇居・宮殿に入る安倍首相夫妻(22日)

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2019-10-22 09:34:00Z
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